★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

サイコ

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有名なシャワールームでのシーンは脳裏に焼き付いているのですが、ヒッチコックの60年の作品自体は見た記憶が無い。恐らくTVか何かの特集だったんでしょうね。その程度ですから手にした本作がリメイクとは全く思いませんで、確認したのは吹き替えがあることだけ。オリエント急行も然り。こういうのは映画あるあると、98年の作品をまずは見ることにしました。どこか古めかしい印象のオープニングは、オリジナルを想像させるもので、だとすればかなり忠実にリメイクされてるのではと期待度もアップ。一番は何と言ってもシャワールームですね。そのシーンの見せ方やどのように繋がるのか興味津々でした。倒れたマリオンを上から撮った映像は、ちょっと危ないくらいのアングルでドキッとしたりしましたけど、全編に漂う雰囲気は悪くないと思います。ただ、評価は散々で最低リメイク賞を受賞したとか。こうなると60年版を見るしかない。


●ちょっとひとこと●
本日、百田尚樹のデビュー作でもある永遠の0を読み終えました。ブームはだいぶ前に去っていてかなり賛否両論もあったようですが、個人的には面白かった。こう書くと語弊があるかもしれませんけどね。心を揺さぶられましたよ。映画は既に見ているものの、近いうちにもう一度見て映像を重ねあわせてみるのもいいのではと思いましたね。

クロニクル

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こっ!?これは・・・・。見始めて数分も経たないうちに嫌な予感が。以前見たことがある。いや、そうじゃなくてその手法です。全編カメラ撮影によるクローバー方式とでも申しましょうか。とにかくカメラが中心となるので、アングルの激しい移動やブレ等、数分なら面白いかもしれませんが、延々となるとイライラして来ます。全米№.1ヒット!!これが・・・・。つい、ホンマかいな、そうかいなぁ~。と腰をくねらせて踊り出す寸前です。それでも欽ちゃんばりにこの映画の良いところ3つ。マトリックスを初めて見たような映像技術の進化。声優がフィットしてる。レンタル落ちでお求めやすい価格。最後は映画の評価ではありませんが、正直世界に浸れなかった。キャリーやアキラなんてのも頭に過ったのは過った。見たのは劇場公開よりも5分長いエクステンデッド・エディション。響きは良かったものの、内容からすればジタン・エディションでも良かった。


●ちょっとひとこと●
映画をレンタルしたついでに頭文字Dのバトルステージ2なんてのも借りて見ました。これはバトルだけを抜き出して集めたものですが、元々収録されてないバトルが2つ入っていて、ちょっとそれが見たかった。その2つとはスマイリー酒井と川井淳郎戦で以前もちょっとだけ見たような記憶もあるんですけどね。短いものの楽しめましたよ。

許されざる者

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今宵は記憶が薄れないうちにと、つい最近見た映画のリメイク版を視聴しました。なんでもアカデミー作品賞が日本映画としてリメイクされるのは初めてらしいです。七人の侍が荒野の七人になった。つまりはその逆バージョンでどのような作風に仕上がっているのか興味津々でしたね。ただ、やっぱりオリジナルが良いよね。と言った定番の不安感もどこかに潜んでいたかもしれません。2013年に公開された本作は、オリジナルとほぼ同時代ですが、アメリカと日本と言うことで、だいぶ雰囲気が変わります。当然、日本では刀となる。ただし、明治初期となるため銃も登場しています。クリントに当たるのが渡辺謙。そして、モーガン柄本明。この辺りベテラン俳優ならではの味わいが例え無言であっても画面から漂って来ます。何よりも評価したいのは路線からそれほど外れてないことでしょうか。日本映画の時代劇としても十分楽しめる作品ですね。


●ちょっとひとこと●
昨日買った中古BDの価格はお財布にも優しい1本¥480。これなら2本くらい買おうかとワゴンを物色していると、ふと張り紙に目が留まる。そこには3本購入ならば¥1,000と。なぁ~にぃ~!と、ねじり鉢巻きも声も出さなかったのですが、こうなると迷わず3本ですよね。レンタル落ちながら非常に良い買い物をした気分でした。

ソルト

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タイトルからして、しょっぱい味がするのかと。これはくだらない冗談ですが、元々はトム・クルーズ主演でやる予定だったのだとか。となれば、ミッション・インのような雰囲気になるのかもしれませんね。それはそれで違った味わいになったことでしょう。ジャケットの画像からもある程度は判断できるように、ジャンルはスパイアクション。それも女スパイです。過去にもいくつか見ましたけど、女スパイと言うとアクションが少々物足りなく見えてしまう。実際訓練を受けた特殊部隊と渡り合っても負けないだけのキレやパワーがあるのか。この辺りは作品の出来を左右させる重要なポイントの一つです。そのスパイを現在マレフィセント2で話題のアンジェリーナ・ジョリーが演じる。のっけからブラ・パンで見せてくれますね。声はアンジー担当の湯屋敦子。フィット感はさすがです。二転三転とグイグイ引き込まれるスリリングな展開が見所ですね。


●ちょっとひとこと●
赤い日ではないものの今日明日と会社が休みの為、本日はDVDを返すついでに中古BDを3枚ほど購入して来ました。そのうちの一枚がこれ。レンタル落ちですが見るのには十分。せっかくだから劇場版ではなくディレクターズカット版で。さらには別のエンディングバージョンがあるのでそちらも最後だけ見ました。どちらも甲乙付け難い。

おっぱいバレー

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タイトルのインパクトが強烈ですね。弱小バレー部一勝への道。なんてのじゃセールスも伸びません。なんせ、おっぱいですから。オッパイと書けばまた印象は少し異なりますが、そんなのはどちらでもよろしい。スポーツ・スタンド・バイ・ミーと表現しても良い本作は、おバカ男子と青春がうまく溶け合っていて、くだらないと思いつつも、どこか懐かしさも感じてニヤけてしまいます。目的はなんであれ、何かに打ち込む姿は見ている側にも必ず何か伝わるものがある。2009年公開で教師を演じるのは綾瀬はるか。個人的には海街diaryが良いんですけどね。本作の綾瀬もなかなか好印象で、バレー部男子の馬鹿っぷり、そして映像をより青春させる挿入歌がまたマッチしてていい感じです。負けても最後には、ひょっとしてあるのか?などとよからぬ期待をするあたり、既に私も一端のおバカ男子の一員になっていたのかも。笑わせてもらいました。


●ちょっとひとこと●
愛車のリコールの知らせが来たのは確か先々月あたりだったでしょうか。それで本日市外にあるディーラーに車を持って行ったんですが、作業に数時間かかると言うので代車に乗り換えて食事へ。結局リコールとなった箇所は交換の必要も無く点検だけで早めに終わったようです。洗車してもらったうえ車内も掃除機をかけていただき大満足です。

太平洋奇跡の作戦 キスカ

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時代や艦は異なるも何だか似た傾向の映画が続き、宛ら子供のときに見た東映マンガ祭りの様相ですが、先のサンパブロが66年で、本作の公開が65年ですから一年しか変わらない。その映像の差にやや複雑な思いです。世界の三船を筆頭に東宝男優総出演を思わせる本編はモノクロで、色があるのはジャケットだけ。それでも内容を考えればモノクロならではの雰囲気で臨場感が増しますし、想像していたよりも映像は綺麗です。つくづく戦争映画なんだなと思ったのは女性の姿が見られなかったところ。アウトレイジには善人が出ませんでしたけど、大抵一人くらいは出そうなもの。まさに男の映画です。特撮もなかなか良かったんじゃないでしょうか。見てて寂しぃ~!って思わせるシーンがあまりなく、スリリングな印象が画面から伝わって来てます。緊迫感や絶望感等が入り混じり、何ともしがたい気分にさせられる。感情を揺さぶられる映画でした。


●ちょっとひとこと●
映画は既に見たのですが、現在百田尚樹の永遠のゼロを夜な夜な読んでいるところです。そのせいか、こういった映画の入り込みは頗るいい。他人事であるかのように煮え切らないやり取りばかりの司令部。いつ死ぬかもわからない状況に置かれた前線で戦う兵士たち。同じ人間であってもこれだけの差があるものなのかと考えさせられますね。

砲艦サンパブロ

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マックウィーンの映画なので一度は見ないとと気にはなっていたのですが、如何せん吹き替えが無い。どうせなら内海か宮部でと思うのはファンの心理でしょう。しかし、待てど暮らせどBDでも吹き替えが無い為、仕方なく字幕で見ることに。久々の肉声なんて言うと聞こえはいいですが、結構文字を読むのは面倒。その上、俳優さんの演技も見られなかったりしますからね。後で知ったらなんとLDだと吹き替えがあるのだとか。なんとかなりませんか~。と声を上げたいのを堪えまして、レンタルBDで視聴し始めると、あれっ!?音はするけど姿は見えぬ。まるでお前はと言わんばかりに、首を傾げたりして。それでもさすがに2分以上続くと映像のトラブルかと思いますよ。結局異常でもなかったんですけど、こんな始まりは記憶にないですね。舟のサイズこそ違えどタイタニックに迫る3時間越えで見応え度もまずまず。それ故、字幕が惜しまれますね。


●ちょっとひとこと●
金曜日の朝に健康診断が職場でありました。例年、9月に行われるのですが、今年は10月に変更になりまして、それも11月中旬とも思える気温だったのでTシャツ一枚になるのは少々寒かったですね。最後のメインイベントはヨーグルトのようなものを飲み干してからのアポロ13を髣髴させるアトラクション。もちろん重力はありますが。