★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

ドント・ルック・アップ

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発見したすい星が地球を直撃する。そのままの路線で行くなら立派なパニックムービーとなるが、本作のジャンルはブラックコメディ。そのため笑えないようで笑えるシーンがほぼ全編を覆いつくす。ただ、事態が事態だけに見ている側はけっこうやきもきさせられる。その気持ちを代弁するのが発見した天文学者たちだが、この白と黒とのせめぎあいも見どころの一つで、地球よりも先に壊れかかってしまう部分にはつい共感してしまうほどだ。女性大統領はメリル・ストリープ。揶揄の矛先は不明であるが、この失望感を与える演技や存在感はやはり一味違う。とにかく憎まれ度合いが増すほど本作では映えるということになる。もちろんパニックの演出も用意されていて、特に後半部分では別の怖さを見せつけてくれる。その時に何をすべきか問う場面も心に良い余韻を与えてくれるのではないだろうか。ディカプリオとジェニファーの人間臭さも良かった。

ドゥームスデイ

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ハイ!明けまして、またお会いしました。今回の作品はいうなれば今風ですね~。殺人ウィルス。ハイ、恐ろしいですね。どんな話なんでしょう。と見ているとウィルスの話がどこか行ってしまいますね~。代わりに違う映画始まります。ハイ、マッドマックス、それか北斗の拳見てる思った人おられますかね。私もその一人です。そうこうしている古代中世の騎士が登場して、誰かチャンネル回したか尋ねたくなりました。ハイ、同じチャンネルでした。でも深夜に放送する映画です。二時、三時がちょうどいいですね~。ゾンビっぽいのも出てきて、主人公照らし合わせるとバイオハザードも頭に浮かびます。てんこ盛りです。ちょっと新春の福袋思わせるお得感ありますね。でも家に帰って袋開けたら、ま~がっくり。でも驚きありました。特殊部隊による戦闘シーンも迫力ありました。ドバーッと新春大売出しの出血サービスでした。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

コンフィデンスマンJP ロマンス編

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新年一発目は軽快で楽しく、加えて長澤まさみが良いと選んだのが本作。元々はドラマだったようでいろんなシリーズが出てるんですね。映画もいくつか作られてるようです。その映画一作目となったのが2019年に公開されたロマンス編。のっけから長澤の変顔が見られて思わずにやけてしまいますね。まさに表情は変幻自在。彼女の武器の一つでもあるでしょうか。それと非常にテンポが良い。何かハリウッドの映画を見てるような錯覚に陥る瞬間がありますね。悪く言えばスペシャルドラマのようにも見えなくはないですが、先の見えない展開や二転三転するストーリーは、けっこうスリリングでハラハラさせられます。意外と考えてるのかあれこれ頭も使いますしね。ただし、難解なレベルじゃないのでのんびり自宅で見るにはおススメの一本であることは確か。俳優陣も適材適所。つまりは持ち味を存分に発揮してて、最後の最後まで楽しめた感じです。

インディペンデンス・デイ

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年末最後はお気に入りの一本ということで久しぶりに本作をチョイス。以前ブログに書いてますが、もう5年前になるんですね。たぶん、その間に一回くらいは見ているような気がするんですが、定かではありません。96年ってことですから前回紹介した邦画と同じ年という面白い偶然。方や地球滅亡に対して日本ではダンスですからそのギャップはすさまじいですね。宇宙戦争の引き写しとも言われる本作ですが、私としては言われてなるほどという程度で、そのスケールや迫力からして本作に軍配が上がります。今となっては古い映画の部類に入るものの、少しも色あせていないことにまずは驚かされる。巨大な宇宙船が現れるところなんか今見ても圧巻です。パニックムービーながら笑いもあるしホロッともさせられる。それでいて何かやる気を起こさせるエネルギーも分け与えてくれる。改めて見て良く出来た映画だと思いました。年に一回は見たいですね。

Shall We ダンス?

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この映画も一時期流行ったみたいだけど、あまり興味もわかなかったのか見てないのよ。それでようやく今よ。ってどんだけ時代遅れなのって言われそうだけど、映画好きあるあるってことで許してね。それにしても役所さんが若いんでビックリしちゃったわ。もちろん他の人もそうよね。だって96年ですもの。私だってそりゃあの頃は若かったわ。お腹だってキュッと締まってたし、ボディコンだってすんなり着られたわ。ついあの頃を思い出して引っ張り出したらもうレッグウォーマーかと思っちゃった。月日の流れって怖いわね。最近はキレッキレのダンスが注目されてるけど、お年を召してくるとこういうダンスが良いって思っちゃうわね。見ていてなんだか涙腺が緩んじゃう感じ。ストーリーもよく出来てるし、笑えるんだけど、役者さんの頑張りが画面から伝わってくるのよね。練習したんだろうなって、だから私もダイエット頑張る。明日から。

アップグレード

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日本で2019年に公開された本作は、近未来を描いたアクション映画で、ちょっとグロイシーンもあるためR指定となっております。高級車ばかりじゃ物足りないと言ったかどうかは不明ですが、登場するのは完全自動運転の車。もちろん全部ではなく、富裕層って感じですかね。このあたりがまた近未来感のリアルさが感じられます。とはいえ、その時代でも私はまだ居酒屋の帰りは代行を呼ばなくてはならないでしょうね。それと映画を見て思ったのは完全自動運転の車も信用できないということ。高齢者の運転とどっちが怖いかと聞かれると答えに窮しますが、V8サウンドを轟かせる古いアメ車の方が私には魅力的に映りましたね。話は脊髄を損傷し四肢がマヒした男性が最新のAIチップを体に埋め込むことでその機能を取り戻すという流れですが、SFサスペンス要素も加わるので、なかなかハラハラさせられます。95分と短めですが、ちょっと楽しめます。

ジャングル・クルーズ

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お気に入り俳優の一人でもあるドウェイン・ジョンソンが出るということで楽しみにしていた映画です。元となったのは小説ではなく、ディズニーのアトラクションだとか。なるほど言われて見ればそんな雰囲気がしないでもない。実際、乗られたことのある人なら尚のこと楽しめるんでしょうけどね。私は残念ながら知りません。時代背景は古くレトロな感じがいかにも冒険って印象を強くしてくれますが、だんだんこんな映画を見たような気がしてくるから不思議。そうです。このドタバタ感。秘宝を求める冒険。そして、ドイツ云々まで出てくれば、映画通のあなたは察しがつきますね。だからなのか妙な安心感もあったりして、けっこう楽しめるんですよね。欲を言えばジャガーがもう少しリアルだったら良かったんじゃないかってくらいで、全体的にはハラハラドキドキの連続。アトラクションのチケットの売り上げにも、きっと貢献するでしょうね。