★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

2020-01-01から1年間の記事一覧

ティム・バートンのコープスブライド

年齢制限が無いとは言いながらも、低年齢だと夜のトイレに同伴を余儀なくされる領域だろう。現生が来世よりも色彩が少ないことやトーンも暗めであることなども、得体の知れない恐怖を感じ取ることが出来る。さらにはストップモーション・アニメーションで魅…

オペレーション・フィナーレ

主演のオスカー・アイザックがちょっとした角度でジョージ・クルーニーに見えたのは私の眼の錯覚でしょうか。いずれにしろいい男ですけどね。ドイツナチスが絡んだ実話に基づいた話とあっては否応なしにテンションが高まりますが、ズドーーン!と言った爆破…

電送人間

チビっちゃったよ。御爺ちゃんは一人で履けたから問題ないって言ってたけど、ボクはそうはいかない。暗くなるまでには乾くと思うけど、ジュースはあんまり飲まないようにしなきゃ。だけどビックリしたよ。Wi-Fiの無い時に情報だけじゃなく人間が移動出来るな…

ラスト・アクション・ヒーロー

アクションと言ってもコメディ要素も強いみたいなんで、シュワちゃんと噛み合うかしらって心配だったんだけど、まんまと引き込まれちゃったわ。やっぱり彼はこういうヒーロー像が良く似合う。でも残念な部分もあるの。だって彼のトレードマークでもあるマッ…

ザ・ライト -エクソシストの真実-

つくづくレクター博士の凄さを感じましたね。悪霊に取り憑かれたルーカス神父よりもさらに上の怖さを見せてくれましたから。久しぶりとなるジャンルです。2011年に公開された本作は、悪魔も神も半ば信じなかった青年が悪魔祓いに挑むという話で、派手な特撮…

ミッドナイト・スカイ

SF小説の世界の終わりの天文台を映画化したようで、特に宇宙でのシーンは非常に生々しくゼロ・グラビティをも凌ぐ美があるでしょうか。主演はジョージ・クルーニー。加えて監督、製作も彼がこなしている。髭モジャの彼を見た時には、一瞬ショーン・コネリー…

泥の河

モノクロは久しぶりでしょうか。公開は1981年とそれなりに古い作品になりますが、意外と映像が綺麗なことに驚かされます。潰れそうで潰れてない。また潰れたように思える部分であってもそれがまた話に良い効果をもたらしている感じがしますね。舞台は昭和30…

ロサンゼルス女子刑務所

前々回のショーシャンクと同様の塀の中での話になります。違っているのはジャケットでもわかるように女子だということ。従って大勢の女性が登場するわけですが、デザートを囲んでお茶をする女子会とは当然のことながら別物で、一枚岩と称される自民の中にも…

ツーリスト

アンジェリーナ・ジョリー一色と言って良い。共演のジョニー・デップファンには申し訳ないが、怪しげな魅力を放つ彼女の前では一人の脇役と化してしまってる感が強く、正直なところ彼の名前は咄嗟に浮かばなかったほどだ。すべての衣装を着こなし颯爽と歩く…

ショーシャンクの空に

お気に入り俳優の一人であるモーガン・フリーマンの出演とあって選んだのが95年に日本で公開された本作。興行的には成功はしてないみたいですけどね。なかなかどうして二時間半近い時間を飽きさせずに楽しませてくれました。話の大半がショーシャンク刑務所…

ゴジラ2000 ミレニアム

第一作目が1954年。今回が1999年ですから、まさにあれから40年ってノリですね。オープニング早々惜しげも無く登場するゴジラは、歳月の経過もあって角が取れて丸くなるどころかトゲトゲしくなっていて、背中などはヒイラギの葉もビックリってくらい。とは言…

愛のコリーダ

愛の、あ~まいなごりに・・・と始まるメモリーとは、同じ愛でもその描き方が全く異なるのが1976年に公開された本作。知名度は抜群なんでしょうけどね。ハズカシナガラ帰って・・・ではなく見ることが出来ました。究極を追求する。と言っても美味しんぼのメ…

THE WAVE / ザ・ウェイブ

ノルウェーの美しい景観を見せるフィヨルド。然程大きくない画面でもついボーっと眺めていたくなるほど圧倒的な自然を感じることが出来ます。そこを舞台としたのが2016年に公開された本作。当初はB級パニックのイメージが付き纏っていて、こんな仕事もある…

美しい湖の底

2017年の本作はオーレン・ウジエル監督の映画監督デヴュー作で脚本も彼が手掛けている。クライムスリラーを髣髴させるタイトルが知らずと心を躍らせてくれるが、タイトルとストーリーが結び付かないことにもいつしか気付く。はたしてこんな題名が必要だった…

ジャッカルの日

ハイ!またお会いしましたね。今日は最新作の紹介です。と言っても劇場公開じゃありません。家に届いた映画の話で公開はずーっと昔の1973年なりますね。ハイ、当時映画館で観ました。スカラ座でした。風情のある映画館でしたが、閉館なりましたね。そんな思…

八日目の蝉

今回はメモって置いた気になる映画。色々と想像させる意味深なタイトルが良いです。それこそ昔は声を頼りにしきりに木を見上げたものですが、今では気の毒で蝉を捕まえる気にはなりませんね。本作の公開は2011年で原作は角田光代。この中央公論文芸賞受賞の…

カリブの熱い夜

TV番組か何かで紹介されたポルシェとフェラーリの生々しいバトルが記憶に残ってる本作。公開は1984年です。以前からずっと見たいと思ってたんですけどね。レンタルなどで見掛けても字幕オンリーでつい先へ延びてしまったわけですが、探せばあるもんで、今…

万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-

最近CMでよく見かける気がする綾瀬はるかが主演。茶目っ気のある演技もなかなかですが、こういったキリッと凛々しい彼女も悪くはありません。原作は松岡圭祐の推理小説でシリーズになっているようです。間抜けっぽい警察等を見てると作品自体はドラマ特番…

セレニティ : 平穏の海

何でチェックしたのか覚えてないのですが、登場人物はしっかり記憶に残っていました。それはアン・ハサウェイです。彼女の作品は全て見るべしと丹下段平が言ったかどうかは別にして、一応どんな作品であっても見ておきたい。もちろんこれはマックウィーンや…

セカンドバージン

もぉ~ちっと、色恋でも勉強せなダメやろか。冬ソネでも見て。えっ!?ソナ?まぁどっちでもええや。惚れた腫れたが交差点のトラック野郎なら話も簡単で判りやすいんじゃろが。そうや、最近は任侠ものシリーズの見過ぎらしいてデーアイワイやる時なんかも道具…

ザ・コール

字幕は久しぶりです。話題になってるのか何人かの記事を見まして選んだのですが、残念ながら吹き替えは無し。それでも見たい衝動には勝てず韓国語の5.1チャンネルで視聴開始であります。同じ家の中で電話を掛ける。今なら皆さん携帯をお持ちですからごく当た…

ウォンテッド

タイトルに思わずウ~ッと声を発してしまいそうです。凝って迫力のある映像からもっと新しい映画だと思ったんですが、2008年と12年も前になるんですね。予備知識が無かった為、見始めた当初はてっきりコメディだと思っちゃいましたよ。それはそれでとりあえ…

シックス・デイ

自動運転がどうのとCMで目にしますが、居酒屋で一杯飲んで帰れる。つまりは2000年公開の本作の領域でなければ声を潜めて言って欲しいもんです。それにしても20年前の作品でありながら撮影の手法と言うのか、うまく近未来を描いているような気がしました…

紙の月

角田光代の小説が原作となってますが、タイトルからつい松本清張が頭に浮かびました。砂の器、霧の旗等、実態がある様で無い彼独特の表題はお馴染みでもありますからね。おまけにスリラーとなれば尚の事です。それはともかくとして、この2014年の公開作品、…

その男、凶暴につき

洋画が続きましたのでこの辺りで邦画をとチョイスしたのが、北野武初監督作品で、キャッチコピーはコドモには見せるな・・・。で今なら見せるなどころかR指定になるでしょうね。色っぽいシーンは然程でもないもののドンパチとボカスカが多い。さすがにこれ…

マクマホン・ファイル

これも原題と邦題が異なる作品でありますが、実際のところどっちでも良い。と言うのが率直な感想。ジャンルはスリラー。ただ、政治色が強く、おまけにストーリーも難解でちっとも入って行けない。困ったちゃん作品です。二桁くらい観ればひょっとして理解出…

イージー・ライダー

有名な映画なんですけどね。記憶の中で風化してしまったのか、公開から50年近く経ってようやく見る機会を得ました。もちろん初めてですからタイトルとジャケットからバイク乗りの話を想像する程度。その昔、国産のインチキアメリカンに乗ってた者たちはチョ…

アルカトラズからの脱出

逃げ出そうとするのは人間に限らず動物の本能的な部分もあるんでしょうか、この手の作品は独特の面白さがあるような気がしますね。『大脱走』『大脱出』『暴力脱獄』と、パッと思い浮かべるだけでいくつかのタイトルと映像が頭に蘇えって来ますが、1979年の…

レオン

前々から気になっていた作品をようやく視聴できました。それが日本では95年に公開されたアクション映画で、寡黙な殺し屋レオンと孤独の少女の絆が完全版の133分に渡って流れ続ける。その絶妙な距離の繋がりを盛り上げるかの哀愁のメロディも作品を盛り上げる…

007は二度死ぬ

亡くなっちゃたのよね。残念だわショーン。晩年の渋みってよりはダンディって感じだけど、やっぱりダブルオーって言ったら年配の人は彼をあげるんじゃないかしら。あたし!?あたしはヤングだから当然ダニエルよぉ!って既に無理があるかしら。今日は日本が舞…