★気ままに自宅で映画観賞★

     映画の感想+αを気の向くままに綴っております。

孤狼の血

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タイトルも内容も知らない作品の場合、ジャケットから放たれる印象は重要です。直感に訴えかける。まさにブルースさんの名台詞。考えるな、感じろ!であります。モノクロ画像に隠されたアウトレイジ的予感に思わず手を伸ばしたのですが、R15指定の本作は期待以上と言えるでしょうね。ブーちゃんの声から始まる映像は、組抗争を描いた任侠ものではあるものの、長編警察小説の第一作目の実写化と言うことで、警察が占めるウェイトが大きい。となれば正義と悪の図式と思いきや、ものの十分も経たないうちに、そんな予想は崩れ落ちます。主演は役所広司。宝くじを買わんとする腑抜け侍とは一変、そのただならぬ存在感はその筋の人をも凌いで見る者を引き寄せます。その毒消し役とも言えるのが松坂桃李。一見噛み合わないようで役所とのバランスは絶妙でもあります。今では懐かしいピエールも健在です。こういう役はハマるだけに残念です。

 

●ちょっとひとこと●
読み始めの印象や本の厚みから、年内に読み終えるのは無理かもしれない。そう思っていた塩田武志の罪の声ですが、予想よりも早く読了致しました。今一つ浸れない内容ってことでギアが上がらなかったんですけどね。徐々にペースも上がって年内もう一冊くらい読めそうです。なんでも来年には映画が公開されるとかで、ちょっと楽しみです。