79年に日本で公開されジャッキーの出世作になったドランクモンキーの続編。こちらの公開は94年ですが、続編となる２を表示していても話の繋がりは無く酔拳を操る主人公以外は全く別物と言っていいでしょうね。内容も然りです。コメディ要素も取り入れた一作目に対して、本作ではジャッキーの御ふざけも控え目で、その落ち着いた感のある雰囲気は歳月を重ねて大人になったかのよう。むしろジャッキー演じるフェイフォンの継母役のアニタ・ムイの方が演技も派手で笑わせてくれます。またカンフー一辺倒だった前作に対して今回は外国人も登場し世界への布石も感じさせますね。途中で監督が降板になりジャッキーが引き継いだこともあり、アクションは新しさとパワーアップを感じることが出来ます。特に足技ロウ・ホイクォンとの格闘は一見の価値有。香港公開版は凄いオチが付いてるらしいですが、今回は国際公開版なので見られず終いです。
●ちょっとひとこと●
新しいヘッドフォンが届きました。選んだのは私の使ってる機種の後継機に当たるＪＶＣの９１０。お店で売ってなかったので結局ネットで頼みました。シリーズでは一番上の機種なんですが、高級グレードでもないので割とお手軽。つまりはコスパが良いとなるでしょうかね。音も重要ですけど、何と言ってもこれ付け心地が良いんですよ。
