以前、こんな映画を見た覚えがある。後で知ったのは、やはりリメイク作品だったということ。それは72年の狼よさらばで、一度しか見ていないにも拘らず、衰え始めた脳内に記憶されているのだからそれだけ印象深い作品だったとも言えるでしょうね。さすがに役名までは覚えていませんでしたが、ブロンソン演じたポール・カージーを今回はブルース・ウィルスが熱演。はみ出し刑事で暴れ回ったブルースも月日の経過ですっかり渋みを増し、それがまたいい味を醸し出しています。公開は2018年とオリジナルから40年以上も後ですから、当然の如く映像や音声は歴然と違い、こと音声に関しては特に銃声などの破裂音は迫力もあって音量によってはご近所が心配になるほどです。リメイクには違いないものの、ブルースの苦悩や葛藤などの心情はよく伝わってきて、単体として見ても出来は悪くないと思いますね。ジョン・ウィックほどの派手な痛快さはありませんが、それゆえスリリングで生々しくも映る。良い映画を見た気分です。
●ちょっとひとこと●
年代物のエアコンを徐々に入れ替えよう。そんな計画がスタートしたのが去年の話。手始めに２０年オーバーの私の寝床から始めたんですが、諸事情により先週もう一度チェンジすることに。そして、昨日の午後は本年度予定の二台目の交換になったわけですが、来た業者の人がすべて同じ。つまりは我が家に三回工事に来たことになります。ちょっと親しみが沸きましたね。
