★気ままに自宅で映画観賞★

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ア・ゴースト・ストーリー

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以前、こんな映画は見た覚えがない。2017年にアメリカ。日本での公開はその翌年となる本作を見ようと思った経緯は、hisa24さんの記事にビビッと予感めいたものを感じたからです。年代が年代ですからね。てっきり吹き替えだと安心していたんですが、まさかの字幕スーパー。さらには準新作と言うおまけ付。それでも見たい衝動に駆られた時には、画面そっちのけで文字を読むしかないと見始めれば、これが意に反して言葉が少なく画面に集中できる。出来るというよりも集中させられるが正しいでしょうかね。何故ならここまで台詞の少ない映画はあまり記憶に浮かびませんし、とにかく音の使い方が絶妙な作品で、静寂の中に浮かび上がる音。これがもの凄く効果的です。時間の使い方も最早贅沢な感じさえしますし、メッセージ性が強く、何を感じるかと問われてるような気にさせる。ゴーストより寧ろ絵に描いたようなオバケは、一見無機質で有りながらどこか哀愁すら見る側に伝えて来る。何とも不思議な映画でした。

 

●ちょっとひとこと●
レンタルショップに本作を借りに行ったところ、店内の様子が大分変わってて、一瞬違う店に来たんじゃないかと唖然としてしまいました。本や文具等が撤去されその場所がテープで封鎖されていたのも驚きでしたが、DVDの棚の位置の変更で、どこに何があるのかが、まさに初めて来た店状態。このままでは閉店時間になると急遽店員さんにも探すのを手伝ってもらいましたよ。