あるいは『エイリアン』よりも残虐なのか。そんなインパクトを放つキャラに魅かれて借りて来たのが、2018年に公開された本作。タイトルも意味不明で、それがまた興味をそそられるところではありますが、どうやらマーベル・コミックのキャラらしく、ジャンルはSFとなります。開始早々の展開は実に期待で無い胸も寄せもしないのに膨らんだりするわけですが、『マトリックス』よろしく、だんだん映像技術ばかりが目についてしまい、肝心のストーリーが曖昧な印象へと変わってしまうのが何とも残念なところです。映像自体は凝ってますし、シスコのバトルでは『ブリット』をも思い起こさせてくれますが、『スパイダーマン』の別バージョンのようで、当初感じた得体のしれない恐怖も時間の経過と共にどこへやらです。終いにゃ~もう~女子にカワイイ!って言われそうでしたからね。ゾクゾクもしますよ。ただし、トム・ハーディ演じる『たたら侍』ばりのイライラには黒でも白旗状態。子供向けのダーク・ヒーローの話として見れば悪くないんでしょうが。
●ちょっとひとこと●
今日は久々にネットでCDを注文しました。今時の人ならダウンロードなのかもしれませんが、古い奴ほど円盤を手元に欲しがるもんでございやす。頼んだのはTOTOの5枚目のアルバムであるアイソレーション。トイレの商品名じゃありませんぜ。それはともかく初期の3枚は未だに聞いてるんですが、確かもう一枚カセットで聞いてたのがあったような・・・と。カセット・・・懐かしい。
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