ゴジラの脇役に甘んじているとばかり思ってましたが、ちゃんと主役を張っていたとは思いませんでした。そのせいかジャケットの顔つきはどこか誇らしげであります。まず注目したいのが映像のクオリティ。56年とは思えない程輪郭がはっきりしているんですよね。大抵この時代の物は半ば諦めもセットになってるので驚かされます。驚くのはまだあります。予想もしなかった脇役が暴れ回る。けっこうそれも出演時間が長くて、主役待ちの客人は野次の一つも出そうな雰囲気です。主役の大物ぶりを見せつけんとしたのか、出番待ちがとにかく長い。やっと出て来たと思ったら引きの映像と、この辺りの焦らし方はゴジラの比ではありません。しかし、ここまで攻撃すると愛鳥団体や日本野鳥の会から抗議が出るんじゃないかと心配ですけど、準備から攻撃までの時間がやたらスピーディなのにもビックリ。この決断は某国にも見習って欲しいものの、もっともせいぜい出来るのはステイホームの呼びかけか、シェルターの費用補助くらいか。
●chibigori’s voice●
ここまで没頭したのはいつ以来か。ついそんなことを考えたりもしましたかね。それは絵です。昔はそれこそ漫画とか描いたりもしてましたが、ここ何十年かは文は書いても絵はほとんどやりませんでしたから、逆に面白かったんじゃないかと。時間にして約12時間です。もちろんずっとじゃありませんよ。とは言え、もっと絵心でもあればこの半分以下で仕上がったと思いますが。