★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

影踏み

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口直しに邦画ならではの味わいを感じようと横山秀夫原作の本作を選んでみました。小説は読んではおりませんが、タイトルにはなんとなく覚えがありますね。主演は山崎まさよし。そういえば彼の作品は初かもしれません。顔は知ってますけどね。演技は如何ほどなのかと興味津々で見ておりました。ただ、この映画は不思議な間合いを感じるんですよね。隙があるようで無い。気のせいか竹刀が大きく見えて懐に踏み込めないんですよ。ジリジリとすり足で寄れば相手も下がる。いっそのこと罠とわかってても入って行ける隙が欲しかったですかね。それで抜き胴あたりを鮮やかに決められた方がスカッとしたんじゃないかと。永遠と画面との間にプラ板があるようで内容よりもそれが重く感じて仕方が無かった。もっともこれはラーメンの味と一緒で人それぞれですから響く人には響くのかもしれませんが。強いて良かったと言えばロケ地ですかね。見覚えのある場所や自販機の並ぶ所は私も訪れラーメンとトーストを食べましたよ。

 

 

f:id:chibigori:20210601161453j:plain   chibigori’s voice●            


6回ほどチェックしてプリントアウトした作文を読み直しているんですが、もう無いと思った誤字脱字が未だに出て来るので驚きです。つくづく人の目は節穴なんだなと思いましたね。ふと思い出したのは『舟を編む』の映画。あちらは辞書ですから私のものとは比較にもなりませんが、あの人数であの日数でも出て来るわけですからね。一人で校正してるんじゃ無理もないでしょうね。