このマッチョな肉体には見覚えがある。確かワイスピに出てた。なんて感じで見ていたのですが、やっぱりそうでした。ヴィン・ディーゼル。なんでも彼の出世作になったのだとか。2000年公開のSFアクションは、予想外の出来事により宇宙船の不時着というところからスタートします。いきなりレッドゾーンです。この辺りは乗り物さえ違えど、前回の映画にも共通してますね。そこは三つの太陽が照らす惑星で、やがて人間のいた痕跡を発見する。とSF好きな方にはたまらない展開ですが、このヴィンの存在がこれに待ったをかけるんですよね。最初は人間じゃないのかと思ったりもして、良く言えば得体のしれない惑星と彼と両方でハラハラさせてくれますが、上がったテンションが下降気味になるのも確かです。しかし、ある一定のところから再び上昇。トータル的には楽しめた映画です。2004年には続編となる『リディック』も公開になったらしいです。
