2012年公開の本作キャッチフレーズは「夜ふかしのあなたにゾクッとする話を」ということで、88分と短い時間にショートショートの怖い話がいくつも入っていて、見ている側としては何本も見られたお得感もちょっと感じたりして新鮮です。あれこれ考えさせない戦略なのか、長く見せると飽きが来るのかわかりませんが、正直それぞれのタイトルは瞬時に処理できない難しさがあって、個人的には単語のような短さが良かったかなと思います。どの話が良かったなどと聞かれても覚えていられませんから。元々は深夜のテレビドラマらしく、まったく存じておりませんでしたが、好評なんでしょうかね。劇場版は２もあるようです。ただ、難解でわけのわからぬ映画を二時間半も見せられるなら、このくらいの時間でスパッと見せてくれた方が清々しさがあって良いです。ゾンビやエイリアンと違い身近に潜む恐怖を描いていますが、映画なのかは疑問です。
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