モノホンのウエスタンとは路線が違うようにも思えますが、とにかくテンポが良くて軽快な西部劇です。2001年の本作は94分と時間も短め。だからこそ凝縮されているのかもしれません。ロマンスにお笑いもあって、とにかくホッコリ見られるので西部劇はどうもと距離を置く人にもおススメ出来そう。話も単純で分かり易いですからね。描いているのは南北戦争終結後のアメリカ南部。のっけから派手なドンパチで沸かせます。短時間で魅せますからこの辺りも痛快。やるかやられるかと言った、西部劇特有の緊迫した雰囲気こそありませんけどね。とにかくリラックスして楽しめる映画です。主演はコリン・ファレル。なかなかの好青年って感じで、存在感もバッチリ。そして、007の四代目ジェームズ・ボンドを演じたディモシー・ダルトン。こちらも独特の雰囲気で魅せてくれます。その風貌から見覚えがあるけど誰だっけ状態が延々と続いちゃいました。
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