再び潜水艦です。ジャケットの画像を見る限りB級の匂いが漂ったりもしますが、見たら大当たり。最後の最後までハラハラさせてくれてとにかく楽しめました。前回の映画が昭和だとすればこちらは令和。内部など見ても第二次世界大戦中とは別物で、魚雷に備えてマスクを被るとか、モニター画面にテープを張るとか、知らなかった行動があれこれ出て来ます。逆に潜望鏡とか定番のものは出ませんが、フランス海軍協力とあって映像は生々しい。2019年に公開された本作の主人公はソナー員と、一風変わった趣向です。しかし、この音を聞き分ける能力とかが奥深くて思わず唸ってしまうほど。ボーッとイヤホンして音楽を聴いてるのとはわけが違います。それでどこの何という潜水艦なのか割り出すのですから呆気にとられますね。最後の攻防はまさに予想外で緊張感はマックス。出来る事なら予備知識なしで見て欲しい。アクションスリラー映画ですよ。
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