★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

鉄道員

          

 

記憶が正しければ今回で三回目。久しぶりのポッポヤです。家族が新規契約したHuluで見ました。言わずと知れた浅田次郎の小説が原作ですが、本の題名はこれであっても実は短編集なんですよね。だから本作の話も割と短い。もちろんそれはそれで面白いのですが、やはり映像化されることでよりリアルに話を見ることが出来ます。まずは撮影にもご苦労があっただろうなと思わせるシーンの数々。雪の中を走る列車の光景は見応えがあります。さらには共に定年を迎える男同士のやり取り。切実でもあり仄々ともしていて何とも言えない味わいがあります。見るたびに心に響いていく映画の一本だと思いますね。公開は1999年。短い小説にあれこれ回想シーンなども加えて二時間弱に仕上げています。久々に見て思ったのは主演の高倉健をはじめとして志村けん田中好子奈良岡朋子と何人も他界されていて、それがまた違った味わいを加えてくれましたね。

 

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