記憶が正しければ今回で三回目。久しぶりのポッポヤです。家族が新規契約したHuluで見ました。言わずと知れた浅田次郎の小説が原作ですが、本の題名はこれであっても実は短編集なんですよね。だから本作の話も割と短い。もちろんそれはそれで面白いのですが、やはり映像化されることでよりリアルに話を見ることが出来ます。まずは撮影にもご苦労があっただろうなと思わせるシーンの数々。雪の中を走る列車の光景は見応えがあります。さらには共に定年を迎える男同士のやり取り。切実でもあり仄々ともしていて何とも言えない味わいがあります。見るたびに心に響いていく映画の一本だと思いますね。公開は1999年。短い小説にあれこれ回想シーンなども加えて二時間弱に仕上げています。久々に見て思ったのは主演の高倉健をはじめとして志村けん、田中好子、奈良岡朋子と何人も他界されていて、それがまた違った味わいを加えてくれましたね。
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