陥没して家ごと地下に落ちるという映画がありましたが、今回はトンネルが崩壊して閉じ込められるという話で、見ていてとにかく息苦しくなります。ちなみに日本での公開は2017年になります。崩落や救出のシーンなども実際なのかと思わせるほど生々しい。こういう映画はもはや韓国は世界レベルと言っても良いでしょう。開始早々に事故が勃発。前振りが少ないのも好感度です。またそれを二時間持たせるストーリーも大したものです。お笑い要素はほぼ一瞬程度。したがって良い緊迫感が維持されます。コメディ色が強いと台無しになりそうな映画ですからね。加えてマスコミや政府への揶揄や工事関係者への忠告なども映像から伝わってきます。もちろん韓国映画ですから家族愛は必須。時にくどすぎる感のある映画も存在しますが、こちらの場合は割とソフトなので厭らしさはありません。極限の中でどう生き抜いていくのか。見ごたえのある映画です。
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