★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。吹き替え派ですが無ければ字幕も稀に。

追憶の森

          

 

近くの道路を車で走ったことはありますが、さすがに探検気分で足を踏み入れようとは思いません。それがこの映画が描く青木ヶ原樹海です。ただ、実際は景観が似ているアメリカなどで撮影されたとのこと。もっとも素人目には全然わかりませんけどね。メインで二人。そして回想で女性が一人と登場人物は少なく、言い方を替えればこの樹海という森が主役かもしれません。足を踏み入れていく場面でもただならぬ緊張感が漂って来て、なぜここに来たのかと彼の心情を慮ってしまいます。どんよりとした樹海にも似た重苦しい映画ですが、その中で唯一の救いと言えば絆でしょうか。ただしこれも微々たるもので一筋の木漏れ日程度です。正直、見ている側も息苦しくなって来ますね。はたして抜け出せるのか。後半に考えるのはそのくらいで、感動とか面白いとかは二の次って感じですかね。渡辺謙の吹替は渡辺謙がやっている。これは良かった点ですかね。

 

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