★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。吹き替え派ですが無ければ字幕も稀に。

罪と悪

          

 

監督・脚本は齊藤勇起。公開は2024年です。どこにでもあるような仲の良い幼馴染み。こんなくだらないやり取りがどこか懐かしく映ります。自転車で行く彼らの真上から撮影した映像が青春を思わせるようで鮮やかにも見えましたね。あどけない友情がある日一転する。そして二十年が過ぎ去る。いわば若かりし日の出来事や光景は前菜のようなもので大人になってからがメインディッシュ。その過去の事件のことを胸に秘めて大人になった彼らはどうなったのか。この辺りが本作の見所と言っても良いでしょう。友人であり同じ町にいながらも簡単に接触できない距離が絶妙に描かれていて、それぞれの思いや葛藤が表情などからも十二分に伺い知ることが出来ます。みなさんの良い演技に加え、ミステリーということもあって展開がスリリング。ただ欲を言えばあと十五分ほどでも伸ばしてラストをまとめて欲しかったです。ちょっとスッキリしないんですよ。

 

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