
日本での公開は2016年。原題は『チャイナタウン』ですが、内容からすると邦題の方がしっくり来そうです。ズドンという重さではないけれど、ドンという得体のしれない重苦しさが常に漂っていて見ている側もひっそりと呼吸を続けるような状態です。それがまた本作の魅力の一つなのか、画面に見入ってしまいます。宛ら女版『ゴッドファーザー』って雰囲気もあるでしょうか。特に母と称されるキム・ヘスはただならぬ存在感を放っていて、ボスと言う立ち位置がピタリとはまっている。さすがの演技です。そしてイリョンと名付けられたキム・ゴウンも同様、本作の柱となって物語へと引っ張って行ってくれます。ただ、彼女を始めとして、まともと呼べる人間はほとんど出てこないので、それが独特の重さを生んでいるでしょうし、唯一とも言える、まともな青年が異様に輝いて映りましたね。裏社会での女性たちの生き様がじんわりと心に沁みました。
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