★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

コラテラル

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土曜から大型連休以外になかった三連休となり、映画も良いのですが、
せっかくの三連休ですし、行楽シーズンでもありますので、温泉にでもと
草津の方へ出かけてまいりました。草津は何度かお邪魔していますが、
夜の湯畑を見た記憶がなく、今回はそれも兼ねて泊りで行きました。

車を宿に止めさせてもらって、まず向かったのは定番中の定番の湯畑。
相変わらずここには人も硫黄の香りも溢れていて雰囲気がありますね。
そこから細い路地を歩いて片岡鶴太郎美術館へ。観賞と言うよりも、
凡人はとりあえず見に来た感じです。その後、ガラス蔵も立ち寄りました。

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草津の続きは次回に回して、帰って来た夜に見たのは「コラテラル」です。
2004年のサスペンス映画。主演はトム・クルーズ。実は冒頭にですが、
ジェイソン・ステイサムもほんの少しだけ登場します。贅沢な使い方です。
声優は定番の山路じゃないですが、作品中の別の人を担当しています。

トム・クルーズの声は森川智之。やはりトムは森川が一番しっくりくる
気がします。トム・クルーズはヒーロー的な役が多いように思いますが、
今回は主演でありながら悪役。これが話題になったそうです。髪の色も
ロマンスグレーで、いつもとは違う佇まいがありますね。少し渋いです。

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その風貌と役どころで、いつものトムらしさは影を潜めていて新鮮ですが、
逆に物足りなさも感じるでしょうか。ストーリー展開もCVTの車のようで
徐々にスピードが乗っていく感じ。時間の経過と共に淡々と進みます。
一見、退屈なようにも思われますが、不思議と飽きないで見られたりする。

アメグラ同様に、一晩の出来事を見せてるので、妙な緊張感が継続して
いるのがその理由の一つかもしれません。登場人物も差ほど多くないし、
内容もわかりやすい。ただ、悪人が醸し出す怖さがだいぶ不足していて
不完全燃焼。それを助けるのは、脇役のジェイミー・フォックスですかね。