ハムナプトラ/失われた砂漠の都
世界の大富豪8人の総資産は、世界人口の経済的に恵まれない下から
半分にあたる約36億人とほぼ同じだったそうです。1位はビル・ゲイツ氏。
世界一有名な大富豪と言っても過言ではないでしょうね。そのゲイツ氏が、
1秒間に稼ぐ金額はおよそ5万5千円。普通の人では何日と言うレベル。
金額は年収の1兆6,600億円からはじき出したもののようで、どこかの
国の国家予算のような話で、一般庶民には時給の2億円ですら理解は
不可能。時給2,000円でも今のご時世、かなりの金額だと思いますね。
こうなると財宝目当てに砂漠の都でも行きたいですが、その旅費がない。
昨夜は、そんな都の話を描いた1999年のアメリカのアドベンチャー映画、
「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」です。TVでは何度もやってる記憶が
ある作品ですが、こういった作品は失礼を承知で言わせてもらえば、どうもインディー・ジョーンズのまがい物のようで、今一つ見る気にならなかった。
もっともそれは過去の話で、最近の傾向であれば、一度じっくり見るのも
悪くないとチョイスした次第。原題はThe Mummyでミイラと言う意味があり、
ミイラの幽霊、ミイラ再生に続く二度目のリメイク作品となってるようです。
タイトルの変わりようにも驚きますが、こちらの方が興味をそそりますね。
当時、最新のVFXを取り入れた作品として日本では注目を集めたようで、
じっくりと向き合って見てみると、紛い物どころか、これはこれでよく出来て
いると思いますね。それが証拠にちゃんと続編もいくつか作られています。
スリルもあるし、メリハリも利いてる。今見てもそのVFXはなかなかでした。
主演はインディアナ州出身のブレンダン・フレイザー。センター・オブ・ジ・
アースでは出演、製作総指揮をとりました。そしてカイロ博物館に勤務し、
一緒にハムナプトラに向かう女性はレイチェル・ワイズ。主役ブレンダンの
吹き替えはこれまた森川智之。気ままに見てる割には偶然が重なります。