★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

日本列島

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GW初日の昨日は、埼玉県こども動物自然公園へとドライブがてら行って
きました。かつて一度だけ訪れたことのある場所ですが、20年も前の話に
なりますからほとんど記憶に無し。唯一覚えているのはコアラが居たと言う
ことだけ。そんなこともあって初めて出掛けたような感覚で楽しめました。

初日の日曜、加えて行楽日和です。園内は動物の声よりも小さい子供の
声で溢れていました。到着も開園間もなくだったため、駐車場もすんなり。
早速入園料¥510を払って中へと。ちなみに駐車料金は¥600でしたね。
滞在したのは二時間程度。それでも動物と自然を満喫するには十分です。

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帰宅してからも休みの間に予定してる作業などをしていたため昼の映画は
無しで見たのは夜になってから。それが1965年の日活「日本列島」です。
原作は吉原公一郎の小説日本列島。それを熊井啓が脚色、監督した社会ドラマで、作品は戦後日本の暗部をドキュメンタリータッチで描いてます。

時代は昭和34年。米軍基地で通訳として働く秋山は、米軍CID中尉から、一年前に水死体で発見されたリミット曹長についての調査を命じられた。
秋山は新聞記者の原島、警視庁の黒崎とともに事件を追う。通訳主任の
秋山を演じるのは宇野重吉。新聞記者には特捜最前線二谷英明です。

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作品はモノクロとなりますが、それほど見辛い印象はありません。しかし、
戦後のアメリカとの絡みを描いてるために、どうしても字幕が出てきます。
それが、画面によっては少々読みにくい。そのため読めずに次のセリフに
変わってしまうことも。こう時は英語がペラペラだと煩わしさが無くて良い。

二時間弱と比較的長い映画になるでしょうが、そのストーリー性などから、その時間はあまり感じません。アメリカを印象付けるかのジェット機等の
映像や音もこの映画には効果的だと思いました。アクションも特撮もない。
刑事ドラマのような展開で見る側を引きつける。二谷の言葉が印象的だ。