★気ままに自宅で映画観賞★

  映画感想+ちょっとした一言=気の向くままに綴っております。

野火

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それにしても暑いですね。7月の半ばだと言うのに連日の猛暑日となると、
さすがに体力は急低下。例年でもこの時期は決して楽ではないのですが、今年は食欲も落ちて、さらには寝つきが悪いと、悪い要素が重なりあって、あまり感じたことのない夏バテと言う言葉が何度か頭にチラつきましたね。

もっとも、暑さで悲鳴を上げるのは人間だけではないらしく、数日前に帰宅
したら、ソーラーのタンクの下が水浸し。すぐに扉を開けて中を確認すると
先月修理した箇所から大量の水が漏れている。恐らく熱湯に近い温度と、
水圧で我慢しきれなくなったようです。こうなると業者に電話するしかない。

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本日の土曜も半日仕事でした。おまけに炎天下での剪定作業。ソーラーの
タンクばりに汗が出ました。こうなると帰宅後はシャワーして横になるだけ。と目論んで寝たものの、エアコンで息を吹き返したのか、映画を見ることが
出来ました。それが1959年の「野火」であります。映画化したのは大映

原作は大岡昇平の小説で、太平洋戦争末期のフィリピン戦線と言うのが、この話の舞台となっている。古い作品の割に映像は綺麗ですが、セリフの
早い特に冒頭の部分などは少々聞き取れない箇所がありますね。その為
雰囲気で見るしかない。オープニングのシーンも今見ると斬新に感じます。

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肺病のために部隊を追われた田村は、野戦病院からも食料不足が理由で
入院を拒否される。行き場を失った田村は熱帯の山野へと迷走を始める。
モノクロ作品ですが、その熱帯の暑さや、いつ襲撃を受けるかもしれないと
言った緊張感などが伝わって来ます。絶望をも超えてしまうかの次元です。

従って楽しい映画ではありません。一口に重苦しい映画で、猛暑で暑いと
言ってることすら幸せに思えてしまいます。ストーリーらしきものはほとんど
ありませんが、ズドンと印象に残る映画です。タイトルの野火は作品内でも
何度も登場しますが、意味は分からず終い。田村を演じるのは船越英二