こちらもしばらくぶりに見る映画。タイトルからして何となく形はイメージ出来るでしょうが、初めて見た時などはどんな映画か全く想像も出来ず。その分、オープニングからの掴みは衝撃で、前振りも無く物語へ一気に引きずり込まれるかのよう。1997年製作のカナダ映画は登場人物も少なく見るからに低予算でありながら、そんなことすらをも忘れさせてしまう展開はスリリングで恐怖で縛られ続ける。一度見ているにも関わらずまるで初めて見たような錯覚さえ覚えます。この延々と続く緊張感が良いですね。深夜などに見ていると息苦しくなること間違いなし。そんな映画ですからストーリーは書けませんが、実際のところストーリーはあるのかと疑問に思ったりも。とにかく一休みして状況を把握する暇もないほど一気に突き進む。この時間がまた絶妙です。一度は見ておいてほしい作品ですね。
●ちょっとひとこと●
映画も見ましたけど、去年は例年になく読書もしました。その数は28冊ほど。その中には自分で書いた小説もどきのような駄作も2冊ほど含まれているのですが、10年振りくらいに改めて読んで見ると我ながらちょっと面白いと思ったりもなんかして・・・。