★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

パーフェクト・ドライバー / 成功確率100%の女

          

 

始まった時からびっくりだよ。車をギャーって操ってぶつかりそうでぶつからないんだ。うちのおばあちゃんなんて走り出した途端お店に突っ込んじゃったけど、このお姉ちゃんは違うよ。ジュースとか飲みながらだって普通に運転しちゃうんだから。隣でお爺ちゃんはトランスポーターのようじゃのぉ~と入れ歯をカクカクしながら言ってたけどね。ボクもちょっとそう思った。韓国版って感じ。でも車をいじってくれるお店とか、警察の人とかがこの映画の方が泥臭いってお爺ちゃんが。それとボクくらいの男の子が出るんだけど、なんだか見ていてイライラするんだ。ボクだってこんなに泣いたりしないよ。最後の方はどうなるんだろうってハラハラしながら見ていたよ。カーアクションも面白かったし、お話もけっこう悪く無かった。出来たら最後の海からの種明かしを見せてもらいたかったよ。映画は2023年でお姉ちゃんはパラサイトに出てた人だって。

 

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ジュラシック・ワールド / 新たなる支配者

          

 

パーク、ワールドと名前が異なる恐竜シリーズはすべて見ているが、やはりインパクトという点では第一作目ということになるだろう。もちろんそれ以降がつまらないということではなく、アイデアや映像等々、前作をより上回ろうと努力の後は垣間見える。ただ、何作も見ているとどうしてもマンネリを感じてしまう。しかし、同時に今度はどんな話なのかと期待感も抱かせる。人気シリーズならば尚のことだ。この2022年に公開された本作は、ワールド三部作の第三作目で完結編になっていて製作総指揮はスティーブン・スピルバーグである。目玉としては懐かしい顔ぶれだろう。過去の作品に登場した俳優たちが再登場している。従って恐竜よりもむしろこの面々の方が映画の中では存在感が強く完結編ならではの起用とも言えるだろう。前作の続編に位置する本作ではあるが、単独としても当然楽しめる造りにはなっているのでここから見始めても大丈夫だ。

 

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市子

          

 

見始めた早々に感じたのは音でしたね。特に室内では通常とは明らかに異なる反響で、台詞を視聴者の耳により届かせる狙いでもあるかのように声が主張してきます。多少の騒がしいシーンもあるにはありますが、大半は気持ちを囁き合うかの弱々しい声ばかりなので、あえて音声にはこだわったのではないでしょうか。ただ、ロケも限られた場所で見る限りそれほど予算が掛かっていないとなれば音声程度では間が持ちません。二時間強ありますからね。それを感じさせないのがミステリアスなストーリーでしょう。時間軸を動かしながら登場人物が紹介されていきます。もちろんそこにはメインの市子という人物が関わっていて、知らず知らずに引き寄せらてしまう。不思議な魅力が彼女にはありますね。演技もしかりでちょっとした感情が目や表情に現れる。独特の存在感とでもいうのか、それがまた時間の経過を忘れさせてしまう。公開は2023年の暮れです。

 

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ホワイト・スペース

          

 

宇宙の話だから期待もあったんだけど、上映時間とか見るとB級の匂いがするのよね。だって94分なんだもの。それでも見たら意外と良かったなんてのもあったりするから映画ってわからないわ。タイトルはカッコいいわ。邦題でもそのままだから少し信頼出来そうよね。客引きで全然違うタイトル付けて見たら唖然なんてのもけっこうあるから。それでこれはどうなのって話よね。あとで調べたら2018年公開ってあったけど、映像はちゃんとしているのよ。思わず掘り出し物かと思っちゃうくらい。舞台は2156年って中途半端よね。もっと切りの良い数字にして欲しかったわ。ただそんなことよりも、物語がよくわからないのよね。いくら食料が枯渇しているからって地球外生命体なんて食べられるのって話よ。そしてドラゴンボールの巨大な龍みたいなのと戦って。とりあえず戦いのは良いとしても見ている人がわからないのよ。絵が良かっただけに残念だわね。

 

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犬ヶ島

          

 

名前や登場するシーンなどからしててっきり日本のアニメだと思った人は多いのではないだろうか。大太鼓、相撲、そして小林とくればそれも至極当然だが、舞台は日本ながらも制作国はアメリカとドイツとなっている。従って吹き替え版の存在も腑に落ちて来る。公開されたのは2018年。ウェス・アンダーソンによる監督、脚本、制作でストップモーション・アニメーションのSFコメディとなっている。それがまた近年の立体的で生々しいアニメを見ているものには新鮮な味わいとして訴えかけて来る。構成は0部から第四部までに別れていて、それもこのストーリーを引き締めているのではないか。ちなみに第76回ゴールデングローブ賞、第72回英国アカデミー映画賞、第91回アカデミー賞の長編アニメ映画賞と作曲賞とノミネートも多い。犬とのコミュニケーションはもちろんのこと、犬たちのやり取りも時に微笑ましく描かれていて犬好きには必見の映画だ。

 

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ヴァチカンのエクソシスト

          

 

日本での上映は2024年。当時はオカルトと言われ多くの人を震え上がらせた同様のタイトルからちょうど50年になります。関連性はありませんが、やはり金字塔と言われた映画から見ると怖さ、出来栄えなどからして物足りなさを感じてしまいますね。当時は特撮。現代はCGを駆使しているにも関わらずです。当然のことながら新しい分、映像は奇麗です。ジャンルとしてはホラーですが、どちらかというと悪魔祓いをする神父の方が存在感、貫禄が悪魔よりも勝っているせいか、見ていても妙な安心感があってそれが怖さを打ち消している気もします。従って怖いのは見てみたいがと躊躇している人には入門編としてお勧めの映画とも言えるでしょう。ストーリー的には悪いものではありません。その神父の人間性や奮闘ぶりが見る側に勇気やエネルギーを与えてくれます。生涯に数万回の悪魔祓いをした実在のエクソシストですからね。チェックしておきたい。

 

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ムーンフォール

          

 

上映時間は130分。監督は「インディペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」などのパニックアクション大作で知られるローランド・エメリッヒとなれば期待度は自然と上がる。公開は2022年。ただし日本では公開が変更され配信に切り替わったとのこと。オープニングはSFパニックという掴みで画面にグイと引き寄せられる。さすがに近年の作品だけあって映像も文句なし。ただ、何か先を急ぐかの展開にやや戸惑いも覚える。全体を通して様々なものを詰め込み過ぎた感があり、楽しむというよりも脳の処理が追い付かなくなるほどだ。それでいて妙に展開が読めてしまうあたりが怖さを半減させているようにも思えて、パニックでありながらもどこかで安心して見ていられる映画でもあるだろうか。興奮し気分も高揚していく。そんなテンションが欲を言えばもっと欲しかった。出来栄えによってはBDでもと思ったが、今回はそこまでは無い。

 

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