★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

2022-01-01から1年間の記事一覧

あゝ同期の桜

2022年ラストとなるのは1967年に公開になった東映戦記映画三部作の一作目にあたる作品です。ジャケットこそカラーですが、全編モノクロでそれも映像はお世辞に良いとは言えず、はっきり言って粗い。それでもここには名優と言われた面々も若き姿が映し出され…

スキャナーズ

ハイ!またお会いしました。それにしても怖いジャケットです。一回見ただけで焼き付いてトイレ行けなくなります。ハイ、ただでさえ緩くなってますから一人で穿ける奴を見る前から穿いておいてください。映画は1981年公開され十年以上経ってからまたリバイバ…

ラプラスの魔女

この映画を見るのは二回目かしら。原作を読んでみたのはだいぶ前だけど、プロローグで引き込まれた割にはあとが難しくておバカな私には辛かったわ。だから映像でも見ればもっとわかるかなって思ったんだけど、一度見たくらいじゃ20%くらいかしら。そもそも…

ドラゴン怒りの鉄拳

かなり前に劇場に足を運んで見た作品でもあります。ブルース・リーの代表作でもある「燃えよドラゴン」の前年にあたる1972年に公開された本作は、個人的にはけっこう好きな一本でもあります。一部字幕スーパーながら今回は吹替で楽しむことが出来ました。さ…

チリ33人 ~希望の軌跡~

2010年に発生した事件を覚えている方も多いのではないでしょうか。コピアポ鉱山という名前までは忘れてしまっていても。まさに映画のようなドラマだったですね。それを題材に作られたのですが、一度見たいと思っていた映画です。日本での公開は2016年とのこ…

紳士同盟

小林信彦の小説を映画化したとのことですが、見たのは初めてで輝きを放っていたあの頃という薬師丸ひろ子を久々に堪能しました。活発で独自の雰囲気を持っている感じで、悪く言えばどれも似たような演技にも見えなくはないですが、それこそが彼女の魅力なん…

オーシャンズ・ウォー

2021年の本作は上映時間は89分とかなり短め。U-ボートにメッサーシュミット等々、役者は揃っているものの、B級は隠せない。ジャケットの画像などはもう最高なんですけどね。一応、史実に基づいたというテロップが出るので、悪い話じゃないのかもしれません。…

ハレンチ学園

一時期話題になった永井豪の漫画が原作である程度の年齢の方は一度や二度読んだことがあるのではないでしょうか。その実写版を見るのは初めてですが、新を入れると4作も出ていてビックリです。当時はハレンチな部類の映画も今にすればちょっとHというだけ。…

キングコング(1976)

ハイ!またお会いしました。今日は何度もリメイクされてるゴリラが主人公なんですね。ゴリラ言っても動物園で見る大きさと違います。ハイ!とてつもなく大きいです。何を食べたらあのくらい育つのか不思議ですね~。オリジナルはモノクロでした。衝撃を受け…

小さな恋のメロディ

公開は1971年ですからもう50年も前になるんですね。少年少女の恋を甘酸っぱく描いた本作は何度か見ておりますが、見るほどに若き二人の心情が伺えるようで、見ている側もつい遠い昔を思いだします。さすがにこんな淡い恋を経験したことはないので、この二人…

海街diary

これを見るのは三回目だと思います。忘れたのか知らなかったのか、原作は漫画なんだとか。作者は吉田秋生。ということは実写版。公開は2015年の7年前で特に感じるのは広瀬すずの若さ。あるいは清純ぽさ。それと綾瀬はるかと長澤まさみが一緒に見られる貴重…

トップガン

最新作に伴い1986年公開の本作も再び脚光を浴びているとか。それでTVを新調したことでせっかくならと本作をチョイスしました。確か購入したBDがあるはずなんですが、見つからなかったので本日はネットフリックスで。もしやこちらは森川智之かと思ったけど、…

フランケンシュタイン対地底怪獣

1965年公開でその翌年にはアメリカでも公開されているようです。何より驚くのは怪獣映画で日米合作ということでしょうか。てっきりゴジラが手詰まりになって箸休めで作った映画だと冷ややかな目で見ていました。当然、レンタルにあってもスルー。しかし、配…

バトル・ロワイヤル

非現実的ながらサバイバルと考えると単純明快だ。要するに生き残りゲーム。それが中学生という設定。有り得ないという部分がある意味面白いが、現代におければ制作そのものに待ったがかかる可能性もあるだろう。久しぶりに北野武が出演する映画を見たが、独…

マスカレード・ナイト

説明するまでもなく、人気作家である東野圭吾による原作の第三作目。小説は読了済みですが、いかんせん期間が空いているので内容はすっかり忘れてしまっていました。怪我の功名というのか、お蔭で新鮮に見ることが出来ました。一作目を既にご覧の方は、木村…

大怪獣のあとしまつ

着眼点が良いですね。過去に怪獣はたくさん出現したものの、その死骸がどうなるのか描いたものはなかった。ウルトラマンでもセブンでも良いんですが、宇宙へ持ち帰ってもらえれば遠山桜のように一件落着ですが、ゴジラなどと戦った場合は御片付けしてくれな…

昭和残侠伝

今から57年前っていうんだから、ワシも若かったのぉ~。CGとは一体何者ですかって時代じゃから、健さんも当然若く、生気が漲ってる感じで、見ているワシさえ肌に潤いを覚えたほどだ。1965年公開のこの映画は残侠伝シリーズの一作目っていうから見ておかなき…

トップガン マーベリック

ツクツンツクツン・・・・。って聞こえて来た時には思わず鳥肌が立ったよ。お爺ちゃんなんか入れ歯が浮いたって。やっぱりトップガンの始まりはこうじゃないとって思った人も多いんじゃないかな。他の人はもう10回も見たなんて話を聞くけど、ボクはようやくって…

決算!忠臣蔵

里見浩太朗の年末時代劇も良かったけど、こういうタッチも新鮮で思わず笑っちゃいそう。確かにお金は掛かるし、今でいうといくらって説明は分かり易いわ。だってソバが一杯何文なんて言われてもピンと来ないでしょ。バーキンのバッグがいくらなんてのはすぐ…

ゴジラ vs キングギドラ

東宝創立60周年記念作品って名を打ってるだけあってさ、作り込みは昭和のゴジラとは違うよな。ストーリーにしても凝ってる。なによりなかなか主役が出てこないところなんか子供が見たら焦れちゃうじゃね~かな。平成vsシリーズってことなんだけど、これを味…

LOU / ルー

ハイ!一日遅れましたが、昨日は淀川長治氏の命日でした。なのであの名調子復活ですね~。今日の映画はルーです。大柴違います。今年の2022年公開でまだまだ湯気が出てます。ホットです。と言っても料理に使うあれじゃないんですね~。人の名前なんですよ。…

ガール

2020年公開の本作は映像も内容もただただ暗いの一言。ただならぬ雰囲気とでもいうのか、それが妙な緊張感を与え続けてくれます。サスペンスと言えばサスペンス。ただ、どうにも煮え切らないストーリーで、結局何だったのかとうのが見終わった直後の感想。救…

バニラ・スカイ

イケメンですね~。同性でもついそう思ってしまうトム・クルーズ主演の映画は難解の部類に属すと申し上げてもよく、最後の方はトムではなく、こちらの脳がおかしくなっているのかと心配になるほど。頭の回転が映画についていってませんね。なるほどそういう…

極道の妻たち 赫い絆

1995年公開の本作は久しぶりに見たのか、だいぶ内容を忘れていて新鮮に見ることが出来ました。岩下志麻版としては6作目となるようですが、雰囲気的には極妻の路線とは少々異なるようにも映りましたね。岩下が堅気になりスーパーで働く。そんなシーンも違っ…

プリズン・エスケイプ 脱出までの10の鍵

脱獄映画は数々あって、なぜかどれもハズレが無いような気がします。ティム・ジェイキンの脱獄劇を描いた2020年の本作は実話が元になっていて、とにかく緊張感が半端ない。見ているこちらがびくびくしてしまうほど、手に汗を握ります。大半が難攻不落とされ…

フェーズ6

日本で2010年に公開された本作は、2007年に完成されていたらしいですが、諸事情で公開が遅れたのだとか。ちなみにこちらもウィルスの話で登場人物も少なく、上映時間も短く、予算も少ないといった感じでしょうか。ただし、なぜウィルスなのかは別にして、人…

私の親友、アンネ・フランク

お恥ずかしい話、ハンナ・ゴスラーという方は存じておりませんでしたね。2021年に制作されたこの話は、オランダで初めてアンネ・フランクを取り上げた作品として、ハンナとの友情を描いた実話で、一部脚色しているとのことですが、今までと違った角度で見ら…

泣く子はいねぇが

2020年に公開された映画はタイトルを見れば一目瞭然って話ですが、実際のところ何が訴えたかったのか意味不明というのが正直な感想。父親の愛などと書くときれいごとで、ダメな男の踏ん切りの悪さとでもいうべきか。とにかく見ていて腹立たしい。もっともこ…

追憶

海沿いに建つ建物を見た時、忘れかけていた記憶が蘇りました。たぶんこの話は読んでると。しかし、細かい内容まではさすがに思い出せない。2017年に公開された本作は、見ているだけでとにかく浸みる。人間ドラマが見せ場であるかのように、見るものを引き込…

轢き逃げ 最高の最悪の日

書き上げた小説の校正作業に取り掛かってまして、本日も四時起きして活字とにらめっこしております。ただ、休息も必要だと見たのが今回の2019年に公開された本作。全編にわたって続く緊張感が良いです。それも実にリアリティに溢れていて思わず作品に引きず…