★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

ジョン・ウィック : コンセクエンス

          

 

このシリーズはずっと追っかけているんだけど、キアヌの暴れっぷりが痛快よね。今回は銃はもちろんのことヌンチャクまで出るサービスぶり。って言ってもさすがに暴れすぎって感じだからR指定よ。もちろん声は森川さん。うっとりだわ。今回は大阪でも大暴れ。夜のネオンがいかにもって感じで見入っちゃったわ。そこで出るのが真田広之。渋くなったわね。だけどアクションと言えば彼よ。男気を見せてくれたわ。でも声が本人じゃないの。悪くはなかったけど海外の映画で日本人が出ると声が違ったりするのってたまにあるわよね。なんでだろうって思っちゃう。キアヌの存在感も抜群なんだけど、それに迫るか追い越すかの存在を示した人が居るの。盲目の殺し屋を演じた香港の俳優のドニー・イェンよ。もう動きもそうだしカッコいいの。公開になったのは去年の2023年。時間は約170分と長丁場なんだけど、もう二時間を切ってるような感覚ね。

 

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ブルー・ダイヤモンド

          

 

キアヌが主演だって話だし、声優も森川智之だから、どう見せてくれるんだって、そりゃ期待もするよな。日本での公開は2019年って言ってたか。スリラーってくらいなんで緊張感はあるにはあるけどさ。どうにもその緊張感がはっきりしなくてモヤッとするんだよな。そもそも宝石商なのかも曖昧で、取引の相手も誰が誰なんだかよくわかんね~んだよ。そのせいもあってキアヌの存在が薄くてさ。アクションもね~からかもしれね~けど、からんだ女の方がむしろキアヌよりも濃かった気がするな。どこかで見たななんて最後の方はそっちが気になっちゃって仕方がなかったよ。自分で責任を負ったってことで良いんだろうな。そう考えね~とラストは解せね~。ってよりも話そのものが解せね~って俺は思ったね。いっそのこと恋愛話の方が見せ場もあったからそれ一本で攻めた方が鍋の中身もよく煮えたんじゃね~かな。いろんな部分が生煮えって感じだな。

 

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シン・タイタニック

          

 

さぁ、やってまいりました。一時期流行ったタイトルでリングサイドの空きを埋め尽くそうというプロモーターの作戦が功を奏するか。まさにニー・ゼロ・ニー・ニーに幕を開けた決戦に注目が集まるわけですが、オーッと!いきなりゴングが鳴る前から乱闘かっ!リングが傾いて雪崩式に物が落ちていくぞ。観客を掴もうとしている作戦か。しかし、CGがあまりに安っぽいぞ。これはレンタルショップで借りて来た人は思わず顔面蒼白か。やっちゃったと口をあんぐり開け帰ろうと席を立った時に開始のゴングだ。90分一本勝負が始まった。オーッと!これはどうした!急にB級がA級になったかの映像に今度はお目目が見開いたぞ。これはちょっといい試合になる。そんな予感のまま落ち着いた立ち上がりを見せていたら途中から試合展開が怪しくなって来たっ。王道のパニックスタイルにホラーが組み合わさったツープラトン攻撃。カウントが入る。ワン・ツー・!

 

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終わらない週末

          

 

製作は2023年。原作となったのは2020年の全米図書賞の最終選考に残った小説とのことで、筆者はルマーン・アラム。その小説をお気に入りに加えたと元大統領のオバマ氏が発表し注目を浴びたのだとか。作品は約二時間半と見応えのある時間で何章かに別れて進められていく。ただし、話が過去に戻ったりすることもないので物語はそのまま週末を描いていく。その週末に豪華な別荘を借り家族でのんびり過ごそうというところから始まるのだが、穏やかな気分でいられるのはこの辺りまで。主演はジュニア・ロバーツ。そしてその夫をイーサン・ホークが演じる。原因不明の不可解な出来事にのんびりしたそれまでの空気が一転。そこからは見ている側も事態の把握に頭脳をフル回転させられる。ぎくしゃくする家族。つくづくわからないということは怖い事なのだと痛感させられる。その出し惜しんだかの展開が見事でラストまで心拍数が落ちることはない。

 

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オーバーホール ~トラック・レーサー~

          

 

ワイスピのトラック版といえば分かり易いでしょうか。2023年のブラジルのアクション映画。どこかで見たような。そんな印象がずっと漂い続けたりもしますが、意外とこれはよく出来ていて迫力もなかなか。特にトラックレースなどは吸い込まれるような魅力を出している。これ単独で物語を描いてもいいくらいです。一時間半くらいならもっと濃い内容でレースを見られる気がします。レースの次に値を奪われたのはやはりライバル女性の谷間でしょうか。ついつい目が行ってしまいますね。サービスなのかは定かでないにしてもやや出し過ぎ感があります。対して主人公の男性には申し訳ないのですが、ちょっと主役という感じではなく主役を助けるような脇役が似合いそう。もっとスリムでイケメンの方がこの物語には相応しい気がしましたね。だからなのか全体的に今一つ締まらない。それがなんとも惜しい。ただ映画としては無難に楽しめますね。

 

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サリュート7

          

 

2024年の一発目は去年のラスト同様の宇宙での話。公開は2018年で制作国はロシアです。ロシア映画というのもあまり記憶になく出来栄えが気になるところでしたが、正直なところこれはよく出来ている。映像も素晴らしく映画としてのドラマも十分。それもそのはずこれは実話を基にしたミッションでエンドロールではその時の実際の映像も流れます。ハリウッド映画と言われても気が付かないほどの仕上がりで、スペースものの映画5本に入れてもいいくらいでしょう。まさにこれは「ゼロ・グラビティアポロ13」を一度に楽しめる一作と言って良い。時間は118分とほぼ二時間。それでもその物語にどっぷりとつかればあっと言う間に過ぎていく感じ、本国ロシアでも大ヒットしたとか。出来ればこういったものにお金を掛けて欲しいと思うのは私だけでしょうか。新年早々、良い映画を見たと気分も上々。息苦しさよりも見ていて胸が切なくなりました。

 

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ゼロ・グラビティ

          

 

2023年のラストを飾るのはちょうど10年前の2013年に公開になった本作で、今年128本目になります。初めて見たのは何年前なのか忘れましたが、90分という短い時間に詰め込まれた映像は圧巻の一言で、それが10年経っても全く色褪せていないんですから素晴らしいです。個人的には宇宙ものの金字塔と言ってもいいくらい。その99パーセントが宇宙という映画ですが、監督が出来るだけ大画面でというように見ているだけで吸い込まれそうな映像です。前回よりも画面が大きくなった私としてもそれをまざまざと実感。そして当然宇宙なので部屋は真っ暗にして見ることをお勧めします。出来れば文字を消して見て欲しい。この映像に文字は不要です。とにかく奇麗で迫力があり、ただならぬ緊張感に包まれっぱなし。見ていて息苦しくなります。登場人物は少ないですが、見ておくべき映画の一つでしょう。今年も一年お付き合い頂き有難うございました。

 

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