心が温まる。これはタイトルとジャケットを見た際の私の直観。もちろん当たる時もあれば外れることもある。行きつくところはあてにならないってことですけど。いきなり事件の様相から始まる2009年公開の本作は、山間部の小さな村の唯一の医者を描いたもので、笑福亭鶴瓶が村人に乾杯とばかりにあくせく働きづめていた。そこにE30のカブリオレで突然やってくる研修医。山々や田畑の緑の中に赤い色がよく映えていて絵になりますね。診察や治療、さらには良き話し相手と、思わず胸がホンワカするストーリーに終始するのだろうと思っていれば、これが直感を半分裏切ったかのように刑事が登場する。刑事には地上波でいろいろ美味そうに喰いまくっている松重豊。今回はそんな食事シーンは封印し、物静かな刑事を演じている。けっこう刑事役は似合ってると思いますが、やはり彼の場合はマル暴がハマるのではないかと思ってしまう。物語的には悪くは無いんでしょうが、腑に落ちない気分が余韻として残るんですよね。
●ちょっとひとこと●
本日のメインのお仕事は、洗面所の窓。もちろん自宅の話ですが、ここを綺麗にしようと作業に入りました。まずは網戸を外し外で網や枠を洗います。それからガラスを拭いて窓枠の木の部分も水拭き。これくらいでもだいぶ綺麗に見えるのですが、木枠の部分の色が寂しくなってしまっているので、そこを買ってきた塗料でヌリヌリ。それからついでに縁台とかも塗っちゃった。
家の中が塗料臭くてすみません。