何だか埃っぽい。この部屋に掃除機をかけたのはいつだったか。確かそんな昔じゃなかったはずだ。それなら目を細めてしまうのは何故だ。それとやたらと喉が渇く。どうする。蛇口を目指して一階まで階段を下りるか。いや、普通に降りたら狙撃される。ここは安全に這って行くしかない。こんなことなら2Lのペットボトルでも手元に置いとくんだった。支度にしても迂闊だ。トレーナーにジャージでは無防備すぎる。最低でも防弾チョッキと金属製のヘルメットは必要だったろう。出来れば護身用に銃があれば良いが、銃刀法違反での検挙は映画よりも寧ろ怖い。となればタンスに身を隠して視聴するほかはあるまい。2017年公開の本作を見ているとこんな状況に陥って来るから不思議だ。90分と長編の部類ではないものの、その大半を壁沿いでの行動だけで飽きさせないのは立派。登場人物も然りで、これほどギャランティが発生しない映画がはたしてあっただろうかと記憶を辿ってしまった。全編が緊張感に包まれていた。
●chibigori’s voice●
今年の6月に買ったエアコンが何だかおかしい。一晩点けっぱなしで部屋の温度が16度にしかならないんです。それで吹き出し口に手をかざすと温かいどころか涼しい風が。ということで昨日メーカーの人に来てもらってみてもらうと、冷房と暖房の切り替えの弁が駄目らしくて暖房にしても冷房になってしまうんだとか。結局電気屋から電話があり新品に交換してくれるそうです。