★気ままに自宅で映画観賞★

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幸せになるための恋の手紙

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30年前ならいざ知らず、11月に発売になると言うiPhone Xはどこ吹く風のごとく興味の対象外ではありますが、ディスプレイに採用された有機EL
ついては少々興味をそそられる。大型TVなどでも最近は有機ELの文字を
目にする機会も増えてきたせいか、どういった物なのかが気になるところ。

量販店のチラシでは黒が違うとしか記載がなく、実際の画像を見たことは
ないので違いすら判らないのですが、4K対応液晶と比べて価格は高めの有機ELも原理的には単純な構造が可能なため、液晶よりも製造コストが
下がると期待されてるとか。そうなったら次のTVは有機ELでしょうかね。

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ディスプレイが良くなっても、再生機器やソフトが今一つではあまり意味を
成さないとも言えますが、そんな有機ELで見てみたいと思わせる映画が、
本日の「幸せになるための恋の手紙」です。2001年公開と10年以上前の
作品ですが、その美しい自然の風景は映りの良いTVで見たくなりますね。

原題はThe Other Side of Heavenで、天国の反対側と言う意味がある。
日本版タイトルの手紙のやり取りは確かにあるものの、幸せになるための
と言うのは少々馴染まない。始まって間もなく実話に基づいたストーリーと
テロップが出る。トンガ諸島の宣教師、ジョン・グロバーグの経験ですね。

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主演はクリストファーゴーハムで、アン・ハサウェイも確かに登場しますが、割合的には声の方が圧倒的に多い。アンのファンは少しがっかりするかも
しれませんね。それでもアンの存在感は十分ですし、とにかくリラックスして
楽しめる映画に仕上ってます。穏やかな気持ちで心が洗われるようです。

クリストファーゴーハム演じる宣教師の青年ジョンは、愛する恋人ジーンを
アメリカに残して南の国トンガへ赴任。言葉も全く通じない中でジーンから
届く手紙を心の支えにして様々な困難を乗り越えていく。いつ届くか判らぬ
手紙を待つ心境。忘れかけていた遠い日の記憶が懐かしく蘇えりました。