★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

グリーンブック

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洋画400本目となる記事は、以前から見たいと思っていた2018年公開の本作。ピアニストのドクター・ドナルド・シャーリーとその運転手兼ボディガードを務めたトニー・ヴァレロンガによるツアーの様子を描いたもので、事実に基づいたとのテロップが出ます。時代は1962年と古く、今ですら時々ニュースに出る人種差別ですからね。当時としては想像を超えたものだったに違いなく、その片鱗をこの映画では知ることが出来ますが、何とも言えない複雑な気分になります。これが白人同士ならばただの珍道中に終わってしまうのかもしれませんし、本作の場合も音楽旅行を垣間見るくらいで退屈と感じる部分も正直あるでしょうかね。いろんな意味で真逆な二人は宛ら水と油のような関係なんですが、時間の経過と共に徐々に歩み寄って行く。この徐々にというところが分かり辛い反面、心地良かったりもするんですよね。当然それを生み出したのは二人の俳優の演技の賜物ですが、白人の救世主ともとれる描写に批判もあるみたいですね。

 

 

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先月書き上げて製本したものを近所の人が読んでくれるということでお渡ししたんですが、読み終わったということで返却ついでに感想をいただきました。本を読むのが遅いという方が二日で読んだという言葉にまずは一安心ってところです。それと流石と思ったのは文中で使用したワードを調べてくれたこと。いずれSubブログの素人小説書館で紹介出来たらと思っておりますよ。

アイ・アム・マザー

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色合い的には先に紹介した人工知能のタウに似てるでしょうかね。ただし、こちらは動き回ることが出来ます。パッと見、映画を撮影しないでを思い浮かべるかもしれないマザーというロボットが子育てをする。実際に作ったのか、あるいはCGなのか、とにかくよく出来ていてアシモも思わずビックリって感じです。いずれ子育てはどうかわかりませんが、介護などではきっとこのようなロボットが活躍すること間違いなしでしょう。あくまで正しいプログラムがあってという前提ですけどね。2019年に公開された本作は登場人物は少ないながら全編にSF感満載で最後の最後までただならぬ緊張感が途切れず見ている側をハラハラさせてくれます。施設の建物の作りなんかも凝ってるし、息苦しいほどの閉所感も身体をピリピリさせてくれます。ここはどこなのか。なぜここで子供を育てているのか。あらゆる疑問が絶えず頭から離れることなく映像がどんどん流れてゆく。気が付けばどっぷりとSFの世界にはまり込んでいること間違いなしです。

 

 

f:id:chibigori:20210601161453j:plain   chibigori’s voice●            


普段は車の中でSDに入れた音楽だけなんで、短いアンテナでも特に支障はないんですけどね。付ければ付けたで気になるのが、ラジオの感度。それとTVの映像ってどうなのかなって今朝車に乗り込む早々に点けてみました。どうやらTVは関係ないみたいですね。途中でラジオにして聞いてみましたが、とりあえずAMも入ることは入る。このくらいならOKってレベルでしょう。

激動の昭和史 沖縄決戦

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あるいはドキュメンタリーかと思ったりもしましたが、れっきとした東宝の映画で、いうなれば先のハックソーの日本側からの視点とでもいいましょうか。さすがに作られた時代も違いますからね。銃撃戦の生々しさは数倍も劣ります。勝るものと言ったら砲弾による爆破の数と、現代で製作したらおいくらになるのかと思われる名優たちのギャラでしょう。生半可の動員数では大赤字になるのは必至。そのくらい名の知れた俳優たちが惜しみも無く登場します。ただし、タイトルがタイトルですからね。驚きはあるものの感動はさすがに無理です。従って出るのは生気を失ったかの溜息くらい。1971年に公開された本作はなんでもシリーズものらしく、第5作にあたるらしい。途中で休憩の文字が出るほどで149分となかなかの長編です。その為これでもかと沖縄決戦の悲惨な運命が描かれていて、正直見るほどにパワーを吸い取られていく感じです。多少着色がと前置きが出ますが、時間にも体調的にも余裕のあるときがオススメですね。

 

 

f:id:chibigori:20210601161453j:plain   chibigori’s voice●            


私の車はいわゆるシャークアンテナじゃなくて普通の黒い棒タイプのアンテナが付いてるんですが、この間初めて洗車機に入れまして、当然そのアンテナを外さなくてはならない。そんなに時間も掛からないし、次回はいつになるのか分からないものの、ドレスアップも兼ねて短いアンテナを購入してみました。感度は落ちるようですけどね。今日届いてたので早速取り付けました。

火口のふたり

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オープニングのアルバムにあるモノクロ写真にセンスの良さのようなものを感じますが、同時に間違いなくR指定だと予感させます。2019年に公開された本作は白石一文による小説が元となってて、恋愛そして官能というジャンルらしい。それもあってか描写はなかなか激しく、仲の良いご夫婦なら一緒に。そうでないお父さんは一人でこっそり見て遠い昔の日々を思い出されても良いかもしれません。単純に片付けると焼けぼっくりに火が点いたで、約二時間、それも登場人物は二人だけなので、だいたい場面は限られてきますね。ただし、内容の割には時間が長すぎるのではと、これは個人的な意見ですけどね。どこかで見たことあるなと思った男は柄本明の倅の柄本佑。ちなみにタスクと読むらしい。まだまだ名わき役の親父には程遠いのか分かったのは中盤を過ぎてから。そしてもう一人は瀧内公美。ブラックな部分まで披露するまさに体当たりの演技です。声量もそこそこあるので一応ヘッドフォーンの着用を推奨いたします。

 

 

f:id:chibigori:20210601161453j:plain   chibigori’s voice●            


6月に入ったということで左上の画像もチェンジしようと、昨日いつものように貼り付けてアップしたら、なんだか画像が大きい。オヤって?思いましたけど、その後サイズを何度か修正してアップ。とりあえず元の感じには戻ったと安心したら、なんとそれ以前の画像が映画のジャケットよりも大きくて焦りました。どうなってるの?と、パニック状態です。少ししたら元に戻りましたけど。

ブロックアイランド海峡

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2020年の本作のジャンルはSFホラースリラーと、怖さ盛りだくさんと欲張った感もありますが、時間が短い割にはグイグイ引きずり込んでくれる作品です。その理由は一言でいえば謎で、これが視聴者への餌となる。なんだろう?と知りたくなるんですよ。早くおせーて!と思ってると時間ばかりが刻々と進んで行き、早くも終盤という感じです。とにかく謎が謎を呼んで頭の中が二転三転と大忙し。ただし、面白いのかと問われるとなんと答えて良いものか困ります。従って見て下さいとも言い辛い。この辺りは好みで別れるところでしょうかね。ミステリアスな映画が好きなんて人には御あつらえ向けってくらい終盤にかけての期待の膨らませ方は評価したいと思っとりますよ。それに家族愛のようなものが多少なりともスパイスとして効いている。特にお父さんのトムはいい仕事してます。早々から存在感は抜群ですからね。トムを演じるのはネヴィル・アルシャンボー。あまり知らない俳優さんですが、夢に出て来そうなくらい迫力があった。

 

 

f:id:chibigori:20210601161453j:plain   chibigori’s voice●            


早くも6月に入りました。先月はGWなどもあってか映画の本数も伸びました。この映画も実は昨日見てるので24本と今年一番の本数です。自粛でおうち時間も増えますからね。今月あたりもそこそこの本数になるんじゃないかって気もしますが、騒ぎが落ち着くまではゆっくりと映画でも見て過ごそうと考えてますよ。旅行ちか居酒屋とか、いろいろ行きたいところはあるけどね。

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ

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一人と呼ぶにはデカすぎるよ。それに100人と呼んだら人の数が合わないし頑丈な物置だってきっと潰れちゃう。なんでこんなに大きくなっちゃったんだろうってボクは不思議なんだけど、そこは円谷さんに訊かないと御爺ちゃんもわかんないってさ。見た目は怪獣だけど動きは人だよね。それも大きさの割に軽快。ゴジラなんかぶっちぎっちゃう軽やかさだよ。おまけにタフだよ。あれだけ集中砲火を浴びてて生きてるんだから驚きだよ。だけどこの頃の対怪獣の自衛隊の決断の速さはビックリだよね。おまけにナパーム弾で焼き払っちゃえだもん。御爺ちゃんの顔が一瞬青ざめたよ。でも御爺ちゃんの関心は最初に出たやつみたい。あれで一杯やりたいってさ。大きさから言っても大味だろうけど、入れ歯のほうが心配だよね。それとこの映画が出たのが1966年って話だけど、怪獣が山に居るのにハイキングに行く連中が居て、博士が若者は怖さを知らないって言うんだけど、なんだか今のご時世に通じるものがあるなってボクも思った。

 

 

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昨日は書いたように草むしりをした後で、ナンテン周辺のタマスダレを移動させました。移動ポイントは三か所。それと元々の場所にも少し残してあるので計四か所になりました。どの辺がいい感じになるのかは移動した直後なのでまったく不明ですけどね。出来ればそれぞれの場所で花が咲いてくれたらいいなと思っております。あとはユキヤナギの剪定をしてサッパリしました。

ハクソー・リッジ

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真実の物語とテロップが出る映画は第二次世界大戦沖縄戦を描いたもので、その迫力に満ちた映像やサウンドは恰もその戦地に居るかの錯覚すら与えてくれ、思わず息を潜めたくなるほどだ。ただし、凄まじい激戦と評価される本作の焦点は別のところにある。それが多くの人命を救い名誉勲章が与えられたデズモンド・ドスで彼は良心的兵役拒否者で入隊。それから衛生兵として驚くべき行動で見ている者を驚愕させるわけだが、そこに至るまでの過程は視聴する側としても辛いものがある。痩せ男で見るからに弱そうなデスを演じるのはアンドリュー・ガーフィールド。規則に従わない様は見ていて時にイラッとさせたりもするが、言うなればこれが彼の信念なのだろう。その為、当然除隊という路線なのかと思いきや、この辺りの流れも本作の面白いところかもしれない。視聴は二度目となるが、正直なところ今回の方がより楽しめた印象がある。生々しい銃撃戦。対戦相手が日本ということで見ている方としても実に複雑だ。

 

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他の場所では元気いっぱいだった我が家のタマスダレですが、ナンテンの近くに引っ越してからはその勢いが半減以下に。ナンテンとの相性でも悪いのか、あるいは土でも悪いのか、理由はわかりませんけどね。ということでもうちょっとしたら(時間)何株か別のところに移動させてみようかなと思ってます。ついでに天気も良さそうだから伸び始めた葉っぱでも剪定しときましょう。