2020年の本作のジャンルはSFホラースリラーと、怖さ盛りだくさんと欲張った感もありますが、時間が短い割にはグイグイ引きずり込んでくれる作品です。その理由は一言でいえば謎で、これが視聴者への餌となる。なんだろう?と知りたくなるんですよ。早くおせーて!と思ってると時間ばかりが刻々と進んで行き、早くも終盤という感じです。とにかく謎が謎を呼んで頭の中が二転三転と大忙し。ただし、面白いのかと問われるとなんと答えて良いものか困ります。従って見て下さいとも言い辛い。この辺りは好みで別れるところでしょうかね。ミステリアスな映画が好きなんて人には御あつらえ向けってくらい終盤にかけての期待の膨らませ方は評価したいと思っとりますよ。それに家族愛のようなものが多少なりともスパイスとして効いている。特にお父さんのトムはいい仕事してます。早々から存在感は抜群ですからね。トムを演じるのはネヴィル・アルシャンボー。あまり知らない俳優さんですが、夢に出て来そうなくらい迫力があった。
●chibigori’s voice●
早くも6月に入りました。先月はGWなどもあってか映画の本数も伸びました。この映画も実は昨日見てるので24本と今年一番の本数です。自粛でおうち時間も増えますからね。今月あたりもそこそこの本数になるんじゃないかって気もしますが、騒ぎが落ち着くまではゆっくりと映画でも見て過ごそうと考えてますよ。旅行ちか居酒屋とか、いろいろ行きたいところはあるけどね。