制作されたのは1949年で公開は51年とかなり古い作品になります。不朽の名作と言われるだけあってタイトルや音楽は一度や二度目や耳にしたことがあるのではないでしょうか。あの時代の西部劇というとジョン・ウェインという名がついて回るほど切り離せないスターですが、彼の映画は久しぶりで本作もようやく見たという感じです。騎兵隊の活躍を描いたもので、西部劇を象徴する風景が目にも鮮やかでつい見入ってしまいます。それと騎兵隊というくらいですから馬を操るところなどは見せ場の一つでしょう。アクションと言えばこのくらいで、あとは隊の連帯などがメインで銃を撃つシーンなどもありますが、ガンマン的な撃たれて倒れるような殺し合いはほとんど映像の中にはありません。会社で言うなら定年まで残り数日となった部長あたりがどう部下の指揮をとっていくか。そんなところが描かれているのではないでしょうか。犬の走りも良かった。
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