★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

北のカナリアたち

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久しぶりに見てみようと思ったのが、確か二回目となるこの作品。それほど大昔の話じゃないんですけどね。吉永小百合が出ているぐらいしか残っておらず、ストーリーはとんと記憶にございません。しかしながら、何かの本でこのタイトルを見たような気がして、それが見返そうと思った一つの理由ですが、調べてみたところ、湊かなえの「往復書簡」と言う短編集にあった二十年後の宿題が原案となっているらしい。一風変わったタッチの短編集は今年になって読んだばかり。したがって随所に記憶とリンクするかのシーンがありましたね。それと同時に、以前見た記憶もおぼろげながら蘇えっても来ました。吉永小百合の気品は書くまでもないですが、二回目となるとそれぞれの人間ドラマが、前回よりも沁み渡って来ていろいろ考えさせられましたね。ストーリーも然ることながら、突如鳴り響くバイオリンの音色も印象的でしたね。

●ちょっとひとこと●

とりあえず復活した寝床のエアコンですが、型番で調べてみたらなんとビックリの94年製。かれこれ25年目と言う代物でした。自分では15年くらいかなと思ってたんですけどね。そこでお役御免とばかりに本日、大手家電量販店に出掛けて新しいのを頼んで来ました。

事件

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見応えがあるような予感がしたとでも申しましょうか。どんな内容かは全く不明ながら手にしたのが本作品。大半が裁判のシーンとなると、意見退屈そうにも思えるのですが、これが妙にグイグイと引き込まれて行くから不思議。原作の良さもさることながら、やはりモノホンの役者が見せる演技が大きいのではないでしょうか。筆頭は丹波哲郎でただならぬ存在感はさすがの領域で、ちょっとした演技やセリフに引き寄せられますね。裁判での芦田伸介扮する検事とのやり取りも見所の一つですね。そして、渡瀬恒彦。適役とでも言うのかいい味出してます。女性陣では松坂慶子大竹しのぶ。どちらも身体を張った演技で女優たるものを存分に見せてくれますが、こうなると主演に近いはずの永島敏行の影がどういうわけだか薄っぺらく感じてしまうんですよね。2時間18分。じっくり噛み締めるように味わえる。そんな邦画でした。

●ちょっとひとこと●

寝苦しく感じエアコンのリモコンを押すと反応が無い。そういや雷がなった時プラグを抜いたんだったと、差してみたものの、やはりピッと鳴らない。マジかぁ~!と、思って仕方なく寝たんですが、その後、知らぬ間に本体のランプが点滅し始めて・・一先ず・・復活?した!?

メイズ・ランナー:最期の迷宮

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期間が開いたからでしょうか、前作はどうだったのかが記憶にほとんどありません。一作目は割と印象に残ったんですけどね。こんな調子で見ても話しは繋がるのかと少々心配ではありましたけど、ワイスピを髣髴させるかのオープニングの掴みの良さもあってか、結構すんなり入って行けたような気もします。何より三部作の最後となる本作品は全体的に見てスケール感が凄く、一言で言うなら映像が凝っている感じ。音響にしてもズドンと迫力のある音が襖を揺らします。お蔭でハラハラ度も自然とアップ。で、その二時間越えのストーリー展開はと言えば、なかなかの見応えでむしろ前作よりも判りやすいでしょうかね。強いて書くなら主人公の葛藤がじれったくなる場面もあったりするわけですが、これは個人的な印象なので恐らくマイナス要素にはならないかと。いつか機会を設けて三部作を続けて見直したいものですね。

●ちょっとひとこと●

つい先ほど頼んでいたアラジンのトースターが届き、早速それを取り出そうと箱を開けると、箱の中にはまた箱があって、その中にまた強固な箱がある。34度に迫ろうかという日中にそのダンボールを細かく片付けると、さすがに汗だくになって届いた喜びも半減です。

宿無

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おいらは~宿無し、と思わず昭和のヒットソングが頭に浮かぶタイトルが今回の映画で、勝新高倉健の二大スターの共演にそそられるかのようにレンタルしてみました。何でも唯一の共演作品ってことらしいですが、如何せん内容とタイトルが延々と結びつかないんですよね。なぜに宿無なのか・・・確かに語呂的にはカッコいいですけど、結局これは見終わっても?のまま。当初は詐欺師っぽい勝新と、任侠もののオーラたっぷりの高倉健とのミスマッチが見所でもあるでしょうか。口数少なく只者ではない雰囲気、高倉健の魅力が存分に画面から発散されるかのようです。それがどうなって行くのか。そんな期待で見続けていると、これが話があるようで無い感じがして、せっかくのスターの共演がもったいないと、つい思ってしまう。哀愁を感じさせる音楽はいい感じで響いて来ますが、流れ過ぎるとしつこくなってしまいますね。

●ちょっとひとこと●

たまに行くローソンでも知らぬ間にキャンペーンポイントが溜まったりするもので、そのまま放置とも思いましたが、せっかくなのでと今回は一人でロッピーなる端末に挑戦し、何とか操作を完了しました。それで何を頼んだのかと言うと、リラックマの蓋付きおわんです。

地獄

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生まれた時が悪いのか~♪と渋い歌声が記憶に残る天地茂が主演の古い作品です。1960年と言いますから、そりゃ~古いわけで天地も妙に若く見えます。それでもトレードマークのような眉間の皺はちゃんと存在。存在と言えばこの映画を知ったのは、つい最近でAmazonのオススメなんてところにこれが表示されていてオヤッと思ったわけです。気を引きますよね~こういうタイトルは。レアすぎて置いてないかもしれないと思ったらありましたよ~。と、喜んだのはその時くらいでカルト百選に入るかの作品そのものは微妙な印象しか残りません。当時としての特撮は上出来なんでしょうけどね。とにかく天地の苦悩が目につく。あれだけ苦悩すれば皺も出るってもんですよ。舞台演出のような後半はそれらしい雰囲気はあるものの、少々騒がしい。ちっちゃい子供なんかには、脳裏に強烈に刷り込まれる一品でしょうけどね。

●ちょっとひとこと●

タイトルは分かるけど見つからずにレンタルショップをウロウロすることがありますね。ようはジャンルが判らなかったりするからで、アクションだと思ったらサスペンスだったとか。ジャンルもタイトルも判るのに無い。と思ったら特設コーナーに移動されてる。あれも困るね。

ザ・プレデター

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少し前からタイトルにセンサーが反応してたのですが、棚に並んだ直後に借りてこないのはお約束の事で、準新作となって恐らく少々時間も経過してるであろう本日、新しくしたポンタカードにレンタル機能がちゃんと移動されてるか確認も含めて手に取って来ました。一応カードは問題無しでホッと一息。それにしてもこのジャケット。色合い的には目立ちますけど、もうちょっと何とかならなかったのかとつい思ってしまいますね。去年公開になった本作品は、エイリアン同様に楽しみにしているわけでありますが、後発になるにつれ映像のクオリティは上がるのにストーリーでは古いガスコンロのようで燃焼具合も気になるところではありますね。とは言え、今回のは割と楽しめた部類に入るのではないでしょうか。プレデターの存在感も、そして強さも感じられる。昔のアイドルのようにピンか二人位で質を上げてくれれば十分ですよ。

●ちょっとひとこと●

車のSDに録音していた南佳孝のアルバムを、このほど年代順に並べ替えてみました。そうすることで音楽から時代の歩みをより感じられるのではないかと。最初は摩天楼のヒロイン。ただ、南佳孝に言わせると本当のデビュー作は次のアルバムって話らしいですが。

天国の本屋~恋火

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ジャケットよりもそのタイトルに感動の香りを感じてレンタルしたのが今回の映画。本屋と言うくらいだからきっと原作となる出版物があるんじゃないかな~と思ったりもしましたけど、こちらの方はその存在も知らず。唯一の情報は竹内結子が主演なんだろうってことくらいですかね。従って真っ新に近い状態で見られたわけです。オープニングからの状況設定は、なるほどそう来るか、と思わせ掴み具合は悪くないんですが、その後の場面の変化に少々頭の整理を余儀なくされますね。見ているうちにそのあたりの展開もわかっては来ますけど、直感した香りがあるようで然程感じられないと言うのが正直なところで、一言で舌に来る印象が薄い料理のようです。そう思ってたら良いスパイスがおりました。香川照之ですよ。クリ―ピーほどじゃありませんが、こういった癖の強い役は目を引き付けてくれる。一番印象的でしたね。

●ちょっとひとこと●

GWのドライブの後にしようと考えてた愛車のオイル交換を先週の土曜に実施いたしました。と言うと自分でやったようにも聞こえますけどね。実際はショップにお願いしてやってもらい、こちらは一服して待ってただけ。このところ使ってるのはフックスと言うオイルです。