★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

めがね

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この二時間弱の間に何が伝わって来たんでしょうか。とにかく謎で絶えず?が浮かんでしまうんですよね。2007年公開の本作はタイトルと出演者の関係こそものすごく判りやすいんですが、実はたいして意味が無く、おまけにタイトルが決まったのでメガネを掛けさせたんだとか。もうこの辺だけで内容が掴めないことに合点が行きそうです。以前も似たようなテイストの映画を見たことがあって、確かプールって作品でしたね。それで気になって調べましたら、企画は本作同様、霞澤花子とのこと。やはりどこかで繋がってましたね。頭上に漂う?が功を奏するんですかね。集中と退屈が絶妙に凌ぎを削るんですよ。それで延々と時間が経過していくわけです。ストーリーがあるような無いような例えるなら腰が抜けたうどんをぬるま湯で食べてるような感覚です。でも少し腹が減ってるので完食まで行かなくてもそこそこ食べられたってところ。適度な笑いもあることはあるんですが、微々たる笑い等、不可解という文字に消されてしまいます。

 

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以前、韓国の女性ギタリスト朴葵姫(パクキュヒ)のスペインの曲のアルバムを紹介したことがありますが、その後ポチったのはSAUDADEというタイトルのブラジルギター作品集。これは先のアルバムと趣向が違ってしっとりとした曲が聞き所で、いくつかの曲は聞いてるだけで切なくなるような感じです。題名のサウダーヂは郷愁ってくらいですからね。興味のある方はお聞きください。

レナードの朝

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日本で1991年に公開された本作は嗜眠性脳炎という耳慣れない難病と医師との格闘を描いていて、これは実話だと音声と共にテロップが現れます。それだけでもちょっと緊張の度合いが増しますが、そもそもどんな病気なのかもさっぱり不明なので、しばらくの間はその辺を探っていく感じになるでしょうか。患者の代表となるのが、ロバート・デ・ニーロで、奮闘するセイヤー医師がロビン・ウィリアムズ。このセイヤー医師は初めジョーズ海洋学者かと一瞬思ったんですが別人でしたね。雰囲気がちょっと似てるかなと。患者側ではデ・ニーロを筆頭にみなさん甲乙つけがたい演技で驚かされます。もちろんどんな症状か見たこともないので判らないですからね。演技が上手いなどと言っていいのか迷うところですが、大よその雰囲気と言うのは彼らの演技から十分把握することが出来るはず。それにしてもデ・ニーロのちょっと笑うところなど男の色気が堪りませんね。喜ばしくもあり悲しくもあり、複雑な気分で考えさせられました。

 

f:id:chibigori:20201016064705j:plain  chibigori’s voice●              


ちょっと前くらいですかね。グーグルで検索した時の表示が変わってビックリしました。長年使い慣れていただけに、少々違和感がありますね。個人的には以前のやつで十分だったんですが、こればっかりは仕方ないってところでしょうか。そんなわけで今日も検索したんですが、わかっていてもどうも馴染めない。こんな調子でもしばらくすれば普通になるのかなと思ってはいますが。

すべての終わり

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2018年公開の本作はHow It Endsの文字通りこの世の終わりを感じさせる。もちろん希はほんの僅かで概ね全てである。オープニングこそ安らぎを得られるものの、あとはほぼ全編に渡って希望と思えるのは皆無と言って良い。一応ジャンルはアクションとなっているが、映画を見る限りではパニックムービーに属するのではないか。とにかく危機感が随時漂っていて気の休まる時間がない。これが約二時間に渡るのだから息苦しくなるのも当然で、大袈裟に言えばエンディング辺りには標高の高いところにいるような気分にさえなる。その大きな要因となるのが、原因不明から来る不安と恐怖だろう。一見、キャデラックでの旅に終始しそうな期待外れ感を、うまく押さえつけてくれるのがまさにその部分で、恐らく気が付けば安住と言う言葉を登場人物同様に探し求めているはずだ。然程多くない登城人物ではありながら、タイトルを髣髴させる数々の演出や絶望的光景は目を見張るものがある。右脚が力む恐れもあるので注意だ。

 

f:id:chibigori:20201016064705j:plain  chibigori’s voice●              


たまたま目にするとつい見てしまう番組。それが某TVショッピングです。買う気はないんですけどね。見てると買いたくなってくるから不思議。もちろん以前はいくつか買ったこともあって、特に高音が名物だった有名社長がいた時は、面白かったですね~。この人からは何か買いたくなる。そんな気持ちにさせられるんですよ。そういやこの間の大型TVは思わず買いたくなったね。

今日も嫌がらせ弁当

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この映画は一つのお弁当だわ。そうオープニングが丁度蓋を開けるところかしら。包みを開けるって表現しても良いけど。そのお弁当の中には、シングル、思春期、反抗期、恋愛等々がギュッと詰め込まれていて、食べきる頃にはもうお腹がいっぱいに満たされているの。美味しすぎるのか、つい笑っちゃったり泣けてきたりするのよね。自慢じゃないけどアタシはこの方うん十年もお弁当は作った事も食べたことも無いので、手間の掛かった素敵なキャラ弁なんか見ちゃうと、それだけで幸せな気分に浸れちゃう感じ。そりゃそうよね。食べるって言ったらコンビニ弁当ですもの。でも馬鹿にしちゃダメよ。最近のは研究してるのか美味しいんですから。って言っても以前なら食べる人かその周辺の人くらいなんでしょうけど、今は映画にもあったようにブログに挙げていろんな人に見てもらえるからお弁当も幸せよね。タコさんウインナーやブロッコリーと違って今回のおかずはいろいろと複雑な味がしたけど、美味しかったって言えるわね。

 

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このところ暖かくなってきたせいでしょうか。我が家の花壇の芽もグングン出て来まして、ちょっと前に今年の春の第一号となる花が咲きました。黄色いクロッカスであります。そういえば去年も書いたかもしれませんが、すっかり忘れていました。それはクロッカスの花は黄色から咲くということで、順々に違う色の花が出て来るんでした。理由は知りませんが、ちょっと面白いです。

花とアリス殺人事件

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原作、脚本、監督とすべて岩井俊二が手掛けた長編作品ですが、失礼ながらこの方のアニメは存じておりませんでした。何やら実写劇場版もあるとのことで、今回の映画はその前日譚となるらしく、面白いのは実写とアニメの主要人物が同じだということ。ちなみに蒼井優鈴木杏ですが、声を聴いただけでは全然わかりませんでしたけどね。どの作風にも属さないようなタッチが新鮮に感じる2015年の本作は、今時の驚くような映像と比較するとやや寂しい印象もあるでしょうか。特に独特に思えるのは人間の描き方で、悪く言えばのっぺらして表情が乏しいとも言えるのかもしれませんが、これがなぜか妙に昔の漫画を知ってるものにはホッとさせる魅力があるんですよ。如何にも金掛けてるぞって偉ぶったところもないし、何よりストーリーに安心させられる。タイトルこそ怪しげですけどね。難解と言われる領域に突入しないだけでも、頭の中がグルグルしなくて良いです。どこにでもあるような話。今回は適度に笑い癒しを戴きました。

 

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今年の東野圭吾第三弾が読み終わりました。タイトルは鳥人計画。これはスキーのジャンプの話なんですが、知らない世界なのでオッ!ってなるところも多々あるんですが、正直あまり関心のない分野でもあるので、入り込みはあまりよろしくありませんでした。恐らく、競技関係者などはグイグイ入って行ける話なんでしょうけどね。そのためかいつもより時間が掛かってしまった。

渇き。

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シャブ中の組長とか、ハミ出し刑事とか、何日も風呂入ってね~よ~な役所広司は一味違うよな。柄が悪いのは俺も一緒だけど、奴には勝てね~って、あの行っちゃってる目を見てると思っちまうよ。R-15ってことで生々しいシーンもあるし、アクションもけっこう迫力があって、思わずおっ!ってなっちまうんだけどさ。どうにもストーリーが俺みたいな凡人には判らね~んだよ。古いアメリカ映画のような最初のテロップなんかは新しくって面白そうな予感もしただけに残念だな。途中で過去に戻るなんてのは映画じゃ珍しくね~んだけど、何回もやられると話に水を差すようで正直気が散っちまったな。それと使い回しかな。あれもちょっとひつこい感じだぜ。漫画になる部分もそうだろうけど、ああいうのカットして30分くらい短くすりゃもっと面白くなったじゃねーかって思うんだけどさ。本でも読んだら判るんだろうな、きっと。謎解きが長すぎて結局、そこで終わりみたいな感じなんで、何だったんだよと思ったのは俺だけかな~。たぶんな。

 

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YouTubeに出るCMがカットされるようになったって話なんですけどね。私が見てるTVでは一向にCMが登場すします。たまにゲストで見てる時があって、それに出るのは判るんですが、ログインして出るのはどうなのよって感じです。特に嫌だとかってほどじゃないんですけど、契約したのでいくらか負担してくれとお金を払ってますからね。だったらちゃんとCM無しで見たいんです。

悪魔のいけにえ

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かなり凝った特殊メイクだとか、最先端のCGとは全く無縁なんですけどね。それらには無いリアルな怖さがあります。1975年にアメリカで公開され日本ではその翌年となる作品は、一昔も二昔も前の恐怖映画のジャケットのようですけど、今見ると新鮮と言いますか只ならぬ恐怖を感じさせてくれます。タイトルもあの頃を髣髴させて昼過ぎにでも放送される奴だろうと、けっこう余裕をかましてたものの、意外や意外、久々に怖いのを見た感じでビビりました。正式の題名はThe Texas Chain Saw Massacreで、テキサスのチェーンソー大虐殺ってところでしょうか。余談ながらチェーンソーと言えば13日のジェイソンが思い浮かぶ方もおられるでしょうが、実際に武器として使ったのは本作との事。真夜中に見たらトイレに困りそうです。特に途中からはエンジン全開って感じで脈も早くなりっぱなしです。永遠に続く女性の悲鳴も怖さを盛り上げるのか、余裕を与えない見せ方が上手いです。ゾンビやオバケよりも人間が怖いんでしょうね。

 

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二時間前くらいには何事もなかったんですが、ついさっき外を見たら土が掘り返されていました。久々に出ました。妖怪ホジホジです。今回は花壇ではなく庭木のある部分。そこは少し前にホスタを株分けして植えてあるところなんですが、見たところそれは無事だったらしいので一先ずは良かった。ネコは好きなんですけどね~。こういう悪さをするネコはゲンコでもくれたいね。