★気ままに自宅で映画観賞★

     映画の感想+αを気の向くままに綴っております。

羅生門

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映画の本数はこのところ年々伸ばしていますが、年賀状に関しては世間
同様に減少傾向でしょうか。一時期はそれこそプリンターのお世話になる
こともありましたけど、アカデミー賞ではありませんが、量より質とばかりに毎年選考を重ねた結果、今はもう手書きで事足りる数にまで減りました。

となれば、すぐに書いて出せるような気もするんですが、少ないがゆえに
どうしても後回しになってしまって、切羽詰って書き出すと言うのが最近の
傾向。いずれにしろ、元旦に届いての年賀状ですから、今日、明日中には
投函したいと考えております。ブログ書いたら筆ペンの準備でもしましょう。

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昨夜見た映画は1950年の「羅生門」です。前回のバットマンから一気に
66年の時間を遡ります。原作は芥川龍之介。監督は世界の黒澤明です。
現在に至っても国内外で高評価される本作品ではありますが、見たのは
初めてで、原作ですら読んでいないと言う有様。お恥ずかしい限りです。

古い映画ですので、当然の如く時代を感じさせる映像と、ところに寄って
効き辛い音声はもはやお約束でしょうか。したがって耳の感度を上げる。
もしくは音量を上げないとセリフを聞き逃すことになります。大雨の降る
羅生門から話は始まりますが、モノクロ画像と相まって雰囲気が良いです。

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出演者は世界の三船敏郎。ただし、この作品では盗賊らしさに加えての
躍動感は十分ですが、メインであるようで少々貫禄不足にも見えてしまう。その理由の一つに、十年後の用心棒との比較もあるかもしれませんね。
逆に貫禄を感じたのは、開始早々に登場する志村喬。良い味を出してる。

それぞれの視点を描かんと場面の切り替えがありますが、それがまた
興味深く見られる。オープニングの掴みも悪くないし、脚本が良いですね。
短編小説、羅生門と藪の中に脚色したとのことですが、見終わった後で
ふと原作が読みたくなりました。モノクロならではの美しさにも見入ります。