★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

千と千尋の神隠し

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2001年の公開時に劇場に足を運んだジブリ作品がこれ。実際のところ、見たくて堪らなかったわけでもなかったため、大きなスクリーンで映画を楽しむ以前に、周りの声や、にゅっと動く人の影などが気になって、集中度は映画6割といった感じでしたでしょうかね。その後、歴代興行収入第一位を記録した本作のDVDを購入。自宅で2~3度は見てるはずですが、さすがは第一位です。DVDと劇場公開版との色味が違うとひと騒動があったとか。全然気にもしてませんでしたけど。一言で言えば千尋・イン・ワンダーランドの世界でなるほどと理解するのは少々無理もありますかね。登場する世界にしても驚きを与えるキャラ達してもすべてがおとぎ話で納得させる間を与えずに、アッと思った頃には現実が待っている。だからなのか何回でも楽しめてしまうんでしょう。挿入歌の「いつも何度でも」のように。しばらくぶりに見て頭をちょっと柔軟にしてひと時の現実逃避を味わうには、打って付けのアニメじゃないかって思ったりしましたね。

 

●ちょっとひとこと●
前半なかなかスピードが上がらなかった夏樹静子のWの悲劇ですが、中盤に差し掛かる前辺りから徐々に読むペースもアップし、先週の日曜日にはなんとか読み終えることが出来ました。進行具合やその展開は自分好みでけっこう楽しめたという感じでした。ただ、漢語的表現などが多々登場するため、読み方や意味で辞書の出番も多く、そのたびに中断するのがつらかった。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain 気温も上がり汗もかいたので発泡酒を飲ませてもらいました。

借りぐらしのアリエッティ

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久しぶりに見てみようと引っ張り出したのが、2010年のジブリ作品。もう一つだった印象が残ってるんですが、時間を経過して再見すればだいぶ抱いてたイメージも変わるもので、二度目となる今回はファンタジーの世界を十二分に堪能出来ました。この独特の世界観で思い出されるのは、その昔放送になったテレ東の巨人の惑星でしょうかね。特撮なんてことは承知しながらも見ていてゾクゾクしたものです。怖いけど見てしまう。それは臭いものを嗅いで「クセ~ッ!」となるのとある種似ていますが、今回の話はビビるほどの怖さはあったとしてもほんのちょっぴり。それよりも感じるのは生活していく大変さで、いろんなご苦労があるのだと映像から察した次第であります。色彩を散りばめた背景の美しさはジブリならではで、主張し過ぎずその映像に溶け込む音楽が心地良くも聞こえる。本作品を改めて観て思ったのは物事は決まった視線ではなく、小人の目線、つまりはいろんな角度から見なければならないってことでしょうかね。

 

●ちょっとひとこと●
本日はパイプハイターなるもので、久しぶりにパイプの掃除をしました。まずはキッチンからでゴミを受ける網やその週辺をまずは念入りに洗います。けっこうヌルヌルしてます。それからドドド―ッとパイプハイターを流し込む。この作業が一番大変(嘘。それから次に洗面所とお風呂場の排水溝へ流し込んで一先ず終了。15~20分放置した後、たっぷりと水を流し作業終了です。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain だいぶ今日は蒸し蒸ししてるのでエアコンで過ごしております。

小説家を見つけたら

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五代目007のブロスナンの後は、初代ジェームス・ボンドショーン・コネリーが主演の本作。白い髭と髪がすっかりお馴染みになって、素敵なオジサマの響きがその佇まいから滲み出るかのようです。書き物好きの人の心を擽るかのタイトルを持つ本作が日本で公開されたのは2001年と、もう二十年近く前になるんですね。007シリーズを筆頭に彼の出演作品はいくつか所有して見ておりますが、今回のように初めて見る場合に一番気になる事はと言えば、やはり声でしょうか。コネリー=若山の図式が定着してしまったせいか、個人的にはあの甘い低音がスッと受け入れられて良いんですけど、本日のコネリーはトラウトマン大佐の声優である内田稔。それでも違和感は初めだけで知らぬ間に良い具合に溶け込んでますから若山ファンの人も大丈夫でしょう。小説家コネリーと黒人少年との不思議な関係を二時間越えで見せる。これが一見単調なようで見るほどに味わいが増していく。こんな出会いが少し羨ましくも映りましたね。

 

●ちょっとひとこと●
我が家の衣類乾燥機が先週突然動かなくなりまして、音はするけどドラムが一向に回ろうとしない。こんな時は叩くんだと某映画の中で誰かが言ってましたけどね。さすがにこんなジメジメした時期なので不便で仕方がありません。五年保証だったらギリで修理も間に合ったのですが、残念ながら保証は3年。壊れるときはこんなもんです。いずれにしろどうにかしないと困りますね。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain 陰干しは経験済みですが乾燥機で回った事はありません。

ザ・フォーリナー / 復讐者

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石丸博也なのか?ついそう思ってしまうほど精彩を欠いた声音に戸惑いすら覚えたでしょうか。もっともそれは声優の成せる技であって疲れ切った初老の男性には寧ろピッタリフィットしていたとも言えます。演技やメイクもあるんでしょうが、かつてカンフーで一世を風靡したジャッキーも若々しさをどこかに置いて来てしまったかのようです。こんなたどたどしい歩き方で戦えるのか。そう思われた方もきっと多いはず。しかし、そこはスズメ百までと申すように、年齢を加味すれば象印賞もののアクションを見せてくれるので、見る側もハードルを下げて見守ってあげましょうね。世界を意識したスケールを感じさせる作りではありますが、ややジャッキーの特殊部隊と言うのがしっくり来なかったかな~。出来れば素手一丁と足技で暴れて欲しかったところですけどね。老けたなで驚いたのはもう一つ。それはピアース・ブロスナン。女王陛下に仕えた諜報部員も貫禄が付きすぎて一瞬誰だか判らないほどでしたよ。声が田中秀幸で良かった。

 

●ちょっとひとこと●
先週あたりから読み始めているのが夏樹静子のWの悲劇。1984年に映画も公開され二・三回見ておりますが、こうして原作を読むのは初めて。当然、過去に見た映画が頭の中に浮かんで来るわけなんですけどね。これがなぜだか別の話を読んでるような錯覚に陥ってしまい、思わずWの悲劇と言う同名のタイトルがもう一つあったのかと、ネットで調べたりしてしまいました。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain 金曜休みでゆっくりさせていただいております。

海難1890

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ショッキングなシーンから始まる本作はタイトルが示すような事件を描いていて、凄く良い映画でしたよと金網越しに隣の会社の人から紹介されたのでレンタルして来ました。公開は2015年と比較的最近の映画になるため、明治の時代の話であっても映像はハッキリクッキリで嵐の場面なども迫力満点です。90年代と言っても1800年ですからね。さすがにその話を覚えてる方はいらっしゃらないかと思いますが、いないからこそ記憶に残すべく映画化されたんじゃないかと見ればその意図は一目瞭然。ただし、これだけで終わらなかったのは予想外でしたけどね。製作国は日本とトルコ。一応邦画の扱いですが、思いの外字幕が多く一部字幕スーパーなんて映画をはるかに凌ぐ量であります。若干読むのは面倒ですけど、言語の違いなどから臨場感アップには効果的かもしれませんね。125年を超える友好の発端となった経緯を知る上でも、見ておいて損は無い作品ではあるものの、こんな行動が出来るか問われると自信ないなぁ。

 

●ちょっとひとこと●
風のセカンドアルバム「時は流れて・・・」を毎日聞いてると期待以上の出来であることに気付かされまして、こうなるともう我慢できないとファーストアルバムもポチってしまいsましたよ。まだ、車のSDに録音したばかりで、味わうまではいってませんが、結成初のアルバムと言うことで、ちょっとばかし期待もありますかね。風のアルバムのコンプリート。思えば時間が掛かりました。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain お読みいただいて感謝いたします。

大脱走

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前回の映画のワンシーンを目にして不意に見たくなったのが、TV録画から始まりDVDを2回とBDを1回購入した脱獄映画の金字塔。誰しも一度は耳にしたであろう軽快なテーマが流れ出した途端、否応なしに期待から身体が疼いて来るほど、1963年に公開された本作は大のお気に入りの一本であります。見るのは久しぶりですが、改めてその良さを実感しましたね。ドラマがありますよ。役者もマックウィーン、ブロンソン、コバーンと揃ってるし、声優も宮部、大塚、小林と文句の付けようがないでしょう。強いて言えば吹き替え版が5,1じゃ無いってことぐらいで、約3時間たっぷりと楽しませてもらえます。尤も楽しむなんて言うと第二次大戦下の話なので言葉に語弊があるかもしれませんけどね。ドイツ軍の威圧的な怖さ、特に5分間の休憩のシーンは子供心に衝撃的でしたね。それでも不屈の男たちが見せる努力と笑いは暗い映画に光を灯してくれる。最後に独房に向かうマックウィーンの歩く姿を見たら目頭が熱くなりました。

 

●ちょっとひとこと●
TOTOのCDと一緒に頼んだアルバムを最近聞き込んでいます。それは風のセカンドアルバム「時は流れて・・・」であります。三枚目からはすべて持ってて、過去の作品も聞いてみたいと購入したんですが、これがなかなか味わいがある。完成度はまだまだな感じですけどね。それがまたいい雰囲気を出しているようにも思えます。大久保も彼らしさを発揮してて心地良いです。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain オートバイでジャンプは出来ません。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

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ディカプリオ・ブラピの初共演作と話題になりましたね。もうしばらく前のことになりますけど。監督はタランティーノ。彼の作品で見たのは『キルビル』の1と2.そして、『パルプ・フィクション』くらいでしょうか。確かに役者に注目されがちの本作ではありますが、作風的には前記した映画のテイストは感じられますね。特に終盤のシーンなどはまさにタランティーノ。ただ、個人的には難解の作品を生み出す監督として刷り込まれてしまっていて、今回の話もその領域から出そうで出なかった。古き良きアメリカは大いに感じられるんですけどね。スカッとしない。何か画面を見ていても霞が掛かった山々を見ているようで、気分も晴れないんですよ。ちょっと面白いと思ったのは、マックウィーンとブルース・リーが出てきたことでしょうか。もちろん本人じゃありませんが、なんか雰囲気が出てて良かった。それと二人で何本のタバコを吸ったのかが気になるところです。これだけ吸えば専売公社から宣伝の依頼が舞い込んで来てもいいでしょうね。

 

●ちょっとひとこと●
TVショッピングでお馴染みのところから本日注文していたタニタの体重計が届きました。それまで使っていたのもタニタなんですが、やはり新しいのは音声で案内してくれたりして良いですね。レビューにもありましたが、古いはだんだん狂って来るのか約2㎏ほど多く表示されましたよ。女性じゃビックリしちゃいそうですが。体内年齢、足腰年齢が10歳以上若かったのが良かった。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain 暑いのでマスクは外させていただいております。