ヒトラーを題材にした映画は未だに製作され、過去にもたくさん世に出ているわけですが、№2のヒムラーではなく、№3のラインハルト・ハイドリヒを題材にしたという、今回はちょっとレアとも思える作品であります。有名どころで『第三の男』なんて映画もありますが、その上に文字が付くだけでだいぶ印象も変わるもんですね。日本では2019年に公開された伝記映画で製作国はフランス、イギリス、ベルギー。ハイドリヒを演じるのは『ターミネーター新起動』に出たジェイソン・クラーク。声は小山力也が務め、マッチング具合も良好です。ただ、この映画は見ていて不思議な感覚に陥ってしまうんですよ。映画を見ているというよりもすべての映像が回想シーンを見てるかのようで、感情移入が出来そうで出来ない。恐らくR指定と思われる残虐な光景も多く登場しますし、銃声じゃないパンパンも現れますが、どうにもリアルでありながらもドラマ性に乏しく見方によっては退屈してしまいそう。凛々しく見えるドイツの軍服は印象的でしたよ。
●ちょっとひとこと●
床を水拭きしてサラッとすれば、ワックスも掛けたくなってくるからあら不思議。そういやワックスなんて久しく掛けていないと、ウルトラタフコートなるものをネットで購入し、ヌリヌリしてみました。最初は二度塗りとありますが、一階二階の廊下や玄関、そしてリビングとやってると運動量もかなりのものでだいぶいい汗と掻きましたよ。ところによってはムラもありますがそれはご愛嬌で。
綺麗になるとこんな感じで床を見てしまいますね。