誰しも一度は耳にした事があるだろう甘く切ないメロディで始まる物語は、いわゆるラブ・ストーリーの名作の一本と言っても過言ではないでしょうね。吹き替えでもあればBDで手元に置いておきたい。ずっとそんな思いを抱いて検索に明け暮れてはいるんですが、未だこの1970年公開の作品は字幕スーパーのまま。ストレートに味わいたい者としては残念です。かつて数十年前にTVで放送したものをビデオに録画して何度も楽しんだものの、こうして時間を経過して改めて見ると、あの頃以上にこの切ない物語が染み入って来ます。おまけに念願の吹き替えですからね。多少映像は粗くてもなんのそのです。アリ・マッグローとライアン・オニールの二人が奏でる愛のメロディは、分離したドレッシングが次第に混ざり合うように進んで行く。真っ直ぐで純粋を絵に描いた、例えるなら小さな恋がそのまま10年後に繰り広げられた感じでしょうか。ちなみにTV版では山口百恵と三浦友和が声を担当したらしく、ちょっと見たい気もしますね。
●chibigori’s voice●
皆様、新年あけましておめでとうございます。今年も去年同様マイペースを保ちつつ一つでも多く紹介出来たらと考えておりますので、お手柔らかにお付き合いのほどよろしくお願いします。参考までに去年見た本数は189本。一本だけ被ったのでアップしませんでしたが、一応クリアしたい三桁は見られたので良かったです。早々に見た映画もそうですが絆を大切にしたいですね。