★気ままに自宅で映画観賞★

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1917 命をかけた伝令

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早々に描いていた概念がひっくり返されてビックリさせられます。主役は誰状態。このあたりでも掴みは良いのですが、驚くのはそのカメラワーク。そういえば公開時にもそのことに触れていたような気も。見始めた時にはすっかり忘れていたのですが、だんだんアレって分かってくる。すると今度は一体どうにやってと疑問ばかりが浮かんでくるんですよ。あまり今まで見た記憶がない感じです。まさに呆気にとられます。実際のところはワンカットじゃないらしいですけどね。そのようにしか見えないのはあっぱれです。戦場も生々しくて、一兵士になったかのような気がします。セットなのか既存のものを使ったのか、とにかく情景だけでも見応え度満点です。だからなのか兵士の緊迫感がより伝わってきて、ハラハラの連続です。同時に思ったのはこの任務は自分では無理だということ。断言できます。それも力強く。ドンと大きい音が苦手な人は要注意。