★気ままに自宅で映画観賞★

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ラストサムライ

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タンポポでは運転手の助手だった渡辺謙も本作では不平士族の領袖まで駆け上がるのを誰が想像したでしょうか。トラックを降りて今や馬です。もちろんこれは映画の話ですが、時代も変われば役者も変わると、圧倒的なまでの存在感や人を魅了するかの演技は、まるで別人であるかのよう。親玉としての風格も十分です。こうなると主演のトム・クルーズも最早脇役かと思えてしまうのはしょうがないかもしれませんね。特に圧巻なのは死にざまのシーンでしょうか。息を殺して食い入るように見つめてしまう。実に見応えがあります。氏尾の真田広之もしかり。主演を脅かすほどの存在感で見せてくれます。作品も二時間半と大作の部類ですが、そんな時間の経過をつい忘れてしまう面白さがあります。侍を描いているのに時代劇ではない。それはアメリカの描く日本映画に存在する生々しく感じる空気のせいかもしれません。

●ちょっとひとこと●

家族が頼んだパソコンチェアーが届いたので、本日はそれを組み立てました。説明書を見ながら順調に作業も進行。と思いきや、金属の一部分にバリがあったのか、一度しか着てないTシャツが触れた瞬間、ピーッと糸くずが。それで買い物に行ったのは内緒です。