比較的新しい作品なので面白いと同時に円熟味を増したと読了後に思ったのが本作の原作で、映画化されると知っていつか見たいと思っていた作品でもあります。東野圭吾による小説が元になっておりますが、読んだのは去年なのでだいぶ話を忘れてしまっていました。ガリレオシリーズの9作目の長編小説になります。公開は2022年。過去の作品を読まれて映画も見た方なら、博士こと福山雅治がパッと画面に出て来るだけでワクワクしてきますね。本の記憶も薄れていた為、映像が出て来た時は戸惑いましたが、徐々に仕舞いこんだ記憶が蘇って来て、その凝ったトリックを映像で再び堪能することが出来ました。そのくらいですからうまく原作を映像化しているのだと思います。刑事役の北村一輝も迫真の演技と言うのか、存在感はなかなか良かった。映画自体は二時間を超えますが、それを感じさせないストーリー展開は見応えがありますね。お勧めです。
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