★気ままに自宅で映画観賞★

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2010年

          

 

1984年制作のアメリカ映画は金字塔とも言われる「2001年宇宙の旅」の続編にあたる。日本での公開は1985年。映像に目を奪われ、難解なラストだった前作に対しての疑問が多少晴れるのか、あるいは再び難解の領域に迷い込むのか、見る前は期待と不安が交錯する。そもそも前作の終わり方も記憶から削除されかかっているため、続編というよりも別物として視聴したが、SF映画としては分かり易い作りになっていることにまずは安心感を抱く。さすがに近年の目覚ましいCG技術の映像に慣れ親しんでいると、寂しい感じは致し方ないが、制作された年代を考えればけっして悪いものだとは思えないし、宇宙でのシーンは凝ったものにも思える。出来れば前作を観た後で本作を観ればより話の繋がりがスムーズになるのではないだろうか。やや難解な部分は相変わらずにしろエンディングはスッキリしている。前作と合わせてもう一度見返したい映画だろうか。

 

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