2023年の1月というホヤホヤの公開作品は荒廃した人類を描いたSFアクションで制作国は文字を見てお判りでしょう。このところの韓国映画の凄さは目を瞠るものがありますが、本作も同様で映像が素晴らしく、まるでハリウッド制作の映画かと思わせるほど。こういうのは日本じゃ無理なのかなってつい思ってしまいます。監督は『新感染ファイナル・エクスプレス』を手掛けたヨン・サンホ。この手のSF物はどこかで見たようなという感じになるのが常で、本作も多少そんな感覚になったりもしますが、それは気のせいかと思うほどオリジナリティもあって、いい緊張感を維持できます。この近未来な映像がまた良いですね。センスを感じます。ストーリーはやはり韓国必須とも思われる親子愛のようなものが含まれていますが、嫌になるほど絶叫するほどでもないので、特に気になるほどでもありません。98分と短いのであっと言う間に終わる感じがします。
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