どっちかといえば追われる側の人に思えるんじゃが、交番勤務の姿なんか見ると意外としっくり来てるから面白いのぉ～。悪さして最前線から格下げになったあたりは竹内力って感じじゃが、そのまま真面目な警察官を演じていたらこの題名はおかしなもんだとワシ以外にもきっと思うんじゃなかろうか。などと渋いお茶飲んで見ておったらやっぱり暴れたのぉ。一言で言えば低予算の和製ダーティ・ハリーってところで、R-15指定にはなっとるが、そもそも竹内が出た時点でR指定はお約束ってもんじゃ。それでも映画デビューになったオートバイのやつなんか今見ると誰だかわかんないくらいほっそりしてるから月日と共に人間は変わるもんじゃと思ったわい。ワシなんかすっかり枯れる一方じゃが、彼はだいぶ恰幅が良くなったのぉ。悪を成敗する仕事人って感じがなかなか面白かったもんじゃが、驚いたのはこれがシリーズで５作もあるってことじゃろか。
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