こういう映画はそっとしておいて欲しいっていうのが率直な感想かしら。角川映画40周年記念作品なのはわかるけど、あの頃の栄光にすがっているようでなんだか寂しさも感じちゃう。橋本環奈ちゃんは可愛らしいし、映画初主演だから贔屓目に見たいけど、やっぱりある程度の線引きがしてあってそれ以上は踏み込めないって演技を見て思っちゃったわ。一生懸命なのは伝わってくるんだけどね。映画そのものがコメディタッチだし、シリアスな演技も不要なんでしょうけど、何かが物足りないって感じね。もちろんそれは彼女に限った話じゃなく、いろんな部分から見えて来ちゃうのよね。やくざとお笑いってこの相反するところがこの映画の魅力なんでしょうけど、このバランスが難しいところね。間違えるとどっちつかずで中途半端になっちゃう。2016年と驚くほど古くないので映像はそこそこ奇麗。でも二時間近い時間は必要だったのかって思ったわ。
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