★気ままに自宅で映画観賞★

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絆 -きずな-

          

 

邦画の10本に2本は出ているんじゃないか。それどころか最近ではチャチャッとラーメンまで作っちゃう役所広司と今や世界へも進出している渡辺謙の共演はある意味贅沢な感じがしますね。公開は1998年ですから二人ともまだまだ肌に張りがあって化粧のノリも良さそうです。原作は白川道の小説「海は涸いていた」でタッチはハードボイルド。ビシッとスーツを着こなした役所がその匂いをプンプンさせます。エプロン姿とは大違いです。いかにもやり手の社長という雰囲気を漂わせていますが、裏社会にも通じている。そのせいか当初は任侠物かとも思ったりも。ただしそれは当たらずとも遠からずでしょうか。一方の渡辺謙は捜査一課の刑事でこの二人の会話のシーンなどは見せどころですね。時間を追うごとに解けなかったパズルが組み合わさっていく感じがまた良くて、約二時間という時間がそれほど長くも感じられません。名優の共演をお勧めしたい。

 

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