★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

メカゴジラの逆襲

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第一期の昭和のゴジラシリーズ歴代一位の観客動員数を記録したのが本作。と言ってもワーストで、その後の怪獣映画を封印する決定まで下った、と考え方によっては節目の作品でもあるでしょうか。昭和シリーズは南佳孝同様なんですけど平成に入ってからの邦画のゴジラはある程度は見たものの所有はゼロ。映像も音も進化しゴジラもでっかくなりましたが、やはりゴジラは昭和かなと。そのゴジラキングシーサーに負けたメカゴジラがいわゆるリベンジを行う。え?やられたのに、どうして?と子供心をくすぐるわけですが、出来れば存在も技も微妙なチタノザウルスは出さずに、戦闘力もアップしての再戦ですからタイマンでやってもらいたかったですね。子連れで行った親御さんたちはサイボーグ演じる藍とも子の乳にドキッとさせられたのではないかと思いますが、乳の登場もゴジラシリーズでは唯一なんだそうです。

●ちょっとひとこと●

最後に購入した南佳孝の二枚のアルバムには、別バージョンや録り直しとなる曲が含まれているのですが、個人的には南に限らず音は多少悪くてもオリジナルに勝るものはないと思いますね。別バージョンの味付けは新鮮ではあるし、音も良くはなってるんですけど。

処刑遊戯

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松田優作の映画をご存知ならば、ここに暴力教室では、あれれ?と肩透かしを食らわせる形になりますので、やはり流れでシリーズ第三作でしょうかね。この作品も何度か見ていますけど、オープニングとエンディングはシリーズでも一番印象に残るような気がします。途中から始まっちゃった?と思わせるオープニングはけっこうインパクトがありますし、余韻を味わうかの終わり方も実に心地良いんですよね。大野雄二の音楽がまたフィットしてて映像を盛り上げてくれます。全編を通して感じるのは大人の哀愁で、立ち寄る時計店での時間などはひと時の安らぎを与えてくれて作品のメリハリが出ますね。ちょっと不満に思うのは、りりィの濡れ場で、過去の二作品ともみなさん頑張ってましたからね。隠している感がアリアリで不自然に映って仕方ない。それとりりィの音声がノイジーで聞き取り辛かったのが気になります。

●ちょっとひとこと●

先週のことですが、FESTA DE VERAOが届いたことで、ついにと言いますか、ようやくと言うのか、南佳孝のオリジナルアルバムをコンプリート致しました。上のアルバムとその前に買った物は別バージョンながら曲がダブっていたのでどうするか迷ってたんですけどね。

最も危険な遊戯

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順番が逆になってしまいましたが、午後の部は遊戯シリーズの一作目を見直すことに。オープニングの風景はこれまた蘇える金狼を思わせる雰囲気で、テーマソングがいかにもハードボイルドをイメージさせてくれますね。だいぶ前に見た時にはちょっと話の内容が腑に落ちない感じだったのですが・・・。今回は多少いいかな?って程度でイマイチ朝のTV番組のようにスッキリしない。純粋に松田を楽しむのであれば、たいした問題でもないのかもしれませんけど、警官たちによる滅多打ちなど有り得ないシーンは、つい首を傾げたくもなる。西部警察じゃないんだから。そういや西部警察のメンバーも出てたっけ。悪の情婦ながら田坂圭子も、小ぶりではありますが体を張った演技が印象的。マグナムも良いですが、ライフルを持つ松田も実に絵になる。それ故、ゲームをありがとうで終わった方が作品が締まったような気も。

●ちょっとひとこと●

最近読んでいたのは乾くるみイニシエーション・ラブ。昨日読み終わったんですが、一説にはミステリーとして話題になったとか。読解力が乏しい私としては、とある恋愛小説にしか映りませんでしたけど、映画同様何度か見れば、違った印象を持つかもしれませんね。

殺人遊戯

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やくざチックな映画の後はハードボイルドも良いかと、松田優作の遊戯シリーズを引っ張り出しました。シリーズなので確かこれがと思ったら、これは二作目だったんですね。とりあえずチェンジせずにそのまま見ましたが、久々に見る松田はやっぱりカッコいい!本作公開は78年でその翌年の蘇える金狼と二面性を持つ辺り、かなり雰囲気は似通ってはいるのですが、麦わら帽子を被るなど落差に関してはこちらの方が大きいでしょうか。一見すると間抜けな風貌ですけどね。それでもカッコよく見えるのは松田の持ち味かもしれません。とにかくちょっとした動作でも魅力的です。派手な撃ち合いなど現代と言う時代を考えるとややチープな感じにも映らなくはないものの、黒澤明の用心棒を髣髴させるかの展開は松田の魅力を十分に見せつけてくれます。たいして阿藤海の間抜けっぷりは、ちょっとイラッと来ますけどね。

●ちょっとひとこと●
昨日は愛車のバッテリー交換に出掛けて来ました。とりあえず現状は始動にも問題はなさそうなんですが、かれこれ5年目ですからちょいと心配にもなりますね。替えたのはVARTAのシルバー。交換後、PCを繋いで設定を入れ直して終了。諭吉数枚が飛びました。

オルゴール

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初めて見たのはかれこれ十年以上前だったと記憶しています。そのため一部分を除いてすっかり内容は記憶から消し去られた状態。強烈に印象に残ってるその一部分はテーブルの上を歩くシーン。詳しく書くとまた面白味が失せるのであえてそれ以上は書きませんが、長渕剛初主演となる本作品は、跡目争いやシマと言ったリアルなやくざ映画ではなく、比較的その手のものが苦手な方でも登場人物も差ほど多くもなくて楽しめるのではないでしょうか。ただし、そうは言っても仄々としたシーンだけでは無い事も付け加えておきます。久しぶりに見て感じたのは、長渕もけっこうハマってたということ。男臭いと言うのか、そんな一本気の中に見える優しさ。この辺りが良かったですかね。もっとも一番はその演技よりも途中で流れる歌かもしれませんけどね。演出が少々やり過ぎに思えるエンディングが何とも残念で仕方ない。

●ちょっとひとこと●

家の軽に中華製のHIDを入れたのが8年前。現在も普通に点灯するのもある意味驚きですが、そろそろ違うのも良いかとPHILIPSのLEDに交換しました。作業して感じたのは、ユニットも小さく配線もあの頃のHIDに比べて実にシンプル。あまりに簡単で驚きましたね。

ラストサムライ

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タンポポでは運転手の助手だった渡辺謙も本作では不平士族の領袖まで駆け上がるのを誰が想像したでしょうか。トラックを降りて今や馬です。もちろんこれは映画の話ですが、時代も変われば役者も変わると、圧倒的なまでの存在感や人を魅了するかの演技は、まるで別人であるかのよう。親玉としての風格も十分です。こうなると主演のトム・クルーズも最早脇役かと思えてしまうのはしょうがないかもしれませんね。特に圧巻なのは死にざまのシーンでしょうか。息を殺して食い入るように見つめてしまう。実に見応えがあります。氏尾の真田広之もしかり。主演を脅かすほどの存在感で見せてくれます。作品も二時間半と大作の部類ですが、そんな時間の経過をつい忘れてしまう面白さがあります。侍を描いているのに時代劇ではない。それはアメリカの描く日本映画に存在する生々しく感じる空気のせいかもしれません。

●ちょっとひとこと●

家族が頼んだパソコンチェアーが届いたので、本日はそれを組み立てました。説明書を見ながら順調に作業も進行。と思いきや、金属の一部分にバリがあったのか、一度しか着てないTシャツが触れた瞬間、ピーッと糸くずが。それで買い物に行ったのは内緒です。

マルサの女2

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前作がマルサの入門、あるいはプロローグであったと思わせる1988年の本作品は、アウトレイジの香りも漂い、同じ上映時間なのに一作目を大きく上回るボリュームを感じますね。一筋縄ではいかない連中と言った点でもそのハードルがグンと引き上げられているため、スリリングさもアップしています。伊丹監督が本当に描きたかったのは今作と述べたのもある意味頷ける出来栄えでしょうね。主演は前作同様、ブスメイク&ノーブラ?で奮闘する宮本信子。もちろん大御所と言った役者も登場するわけですが、伊丹作品に出た方達も随所に登場するので、この人あの作品で何々をやってた人。なんて宛らウォーリーを探せのように見るのも面白いかもしれません。雲まで達する牙城を登り切れるのか、切れないのか。そのハラハラも見る側を引きつけます。無理な望みながら、出来れば集大成として3を作って欲しかった。

●ちょっとひとこと●

春咲の花も終わったせいか、一気に寂しくなってしまった我が家の花壇。そこで今年は何か植えてみようかと先週ホムセンに出掛けたら、あるじゃないですか~ランタナが。数年前にも購入して結構気に入って翌年もと思ったら見かけなくて・・・。即買いの即植えです。