★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲

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年末最後はあまり考えずちょっと笑おうかとこれをチョイスしました。2018年公開のシリーズ三作目。主演はローワン・アトキンソン。Mr.ビーンと言った方がはるかに解りやすいでしょうかね。一応名目上はスパイ・コメディ・アクションになり、冒頭などはM:Iか007を髣髴させてスリリングな雰囲気を漂わせてくれますが、捨てる寸前のパンツのゴムのようにローワンが出るや緊張も一気に緩みます。コメディだから致し方ないにしても、彼の真骨頂は台詞の無い演技に尽きると常々考えてる私にとって、なまじ言葉を発するシーンはどうしても面白味に欠けます。言い換えれば、それだけビーンの影響力が大きいとなるのかもしれません。未だにMr.ビーンなどは何度見ても笑っちゃいますからね。ただし、ビーンを知らない小さい子供が見れば、あのおじさん面白いと夢中になる映画だろうとは思いますけど。大人も多少笑えますが一度見れば十分かなと。

 

●ちょっとひとこと●
今年見た映画は本作を入れて136本。去年よりも3本減りましたが、一応目標となる100本はクリアなので良しとしましょう。また、読書は最後に百田の短編集である幸福な生活を読んで27冊。去年よりも一冊少なく読まれる方から見ればハナタレのような数字ですけどね。最後にご訪問、★を下さった皆様、誠にありがとうございました。

スマホを落としただけなのに

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割れちゃったっ!と続く様では映画どころかTVCMで終わりでしょうが、そもそも割れる自体が判らない。あれってガラスなんでしょうか。そんな無知なことを言った私ですらあれだけ情報の詰まった端末を落とせばドエりゃ~ことになるくらいは想像が付きます。2018年に公開された本作は、タイトルこそ聞き覚えがあるものの、スマホあるあるみたいな内容を予感したせいか、見たい意欲がアナログ回線のように中々脳に届かない。その反面、目覚めが良すぎて早朝4時からのロードショーでしたけど。当初期待薄だった本作は、時間の経過と共にWi-Fiのマークがくっきりと表れて来る感じが率直に良かった。予想以上の展開で見ている側を飽きさせないのが楽しめた一番の理由でしょうか。話しかけることで電話が出来るのかと思いつつも、ハイ!メルセデスと言えば、いろいろやってくれる車がふと頭に浮かんだりも。北川景子の綺麗さも二重丸ですね。

 

●ちょっとひとこと●
年内にもう一冊と読んでいたのが百田尚樹の「黄金のバンタム」を破った男。ノンフィクションのスポーツ小説でファイティング原田の半生を描いています。ファイティング原田は名前こそ知ってますが、その功績までは良く知らなかったので、唸るように読ませていただきました。実はもう一冊いけそうだと、時間を見つけて読んるところです。

翔んで埼玉

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年頭辺りに見たのがお前はまだグンマを知らない。そんな県を自虐的に描く作風で、ちょっと楽しみにしていたのが先ほど見た映画です。地元や近県の人にとっては笑いの根本が詰まっていて喰い付き度は満点ですが、より離れた場所にお住まいになるほど、そのテイストは希薄に感じるかもしれませんね。グンマよりも映像やストーリーがスケールアップしてるところにまずはオッとなります。当然、主役の二人も埼玉なのかと思ったら、なんと揃って沖縄出身とか。GACKTもよくぞこの手の映画に登場したと思う反面、私的には違和感のある洋画の吹き替えより好印象です。冒頭を始めとして地元県民には笑えながらも辛さも感じるでしょうが、自虐ネタは派手にやった方が寧ろ面白いと思いますね。どこぞの県でもこういった話はあるでしょうから、出来れば全国でやっていただきたい。エンドロールの歌はもちろんのこと、大いに笑わせてもらいました。

 

●ちょっとひとこと●
冬休みに計画していた床下換気扇の撤去を昨日やりました。以前1台だけ交換したのですが、その後、2台目の騒音が酷くなり停止、さらに最近3台目が同じ症状になり全停止しました。使ってないなら撤去した方が通気性も良いとまずは大元の配線を外してから3台を撤去。空いた穴はステンの床下用通気網をコンクリボンドで貼り付けて完了。

ワイルド・スピード/スーパーコンボ

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好きなシリーズで尚且つお気に入り俳優の共演と言うことで楽しみにしていたワイスピ初のスピンオフ作品。レンタルでは新作ながら一週間となっていたのでスポッとケースから抜き取りました。2019年の今年公開ですから私にすれば超新作。それにしても日本のタイトルはよー判らんですね。原題そのままでホブス&ショーでも良かったような気もするんですが。一応、ワイスピとなってるものの、なぜか別の映画を見ているような錯覚に陥る瞬間が何度かありました。確かにジェイソンの駆るマクラーレン等々を見ればワイスピの雰囲気は感じられますけど、路線がちょっと違うからなのかな?とも思ったりもしましたね。しかし、そんなことはどうでもよく、このほとんど二人舞台の作品は大いに楽しめました。迫力も十分ですし笑いも混じってて如何にもアメリカ映画です。ジェイソンの山路、そしてドウェインの小山。この会話だけでも満たされましたね。

 

●ちょっとひとこと●
9割方、我が家のLED化は進んでいるのですが、先週末にはキッチン灯に着手しました。手元灯は中の20W直管だけ以前LEDに替えたのですが、本体もだいぶ使い込んだので本体ごと交換。ついでに位置も声を聴いて修正。それと天井の40Wの直管LEDも価格が安くなったため(2000円強)交換。かなり明るくなったと家族からも高評価です。

日本のいちばん長い日

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おばあちゃんは夕餉の片付けを終えた時、ふとそんな歌詞が頭に浮かんできそうなタイトルですが、実際のところは仄々した笑いもほろりとした涙も無く、ただひたすら二時間強の間、歴史と向き合い続けると言って良いでしょう。2015年公開の群像歴史ドラマとなる本作は、はっきり申して私のようなボンクラ頭では簡単に理解できる内容ではありません。会話も然り。と言っても全てではなく、判るところもそれなりにありますけどね。久々に頭脳を駆使して見る邦画に出会った気がしました。1967年に最初に映画化されたらしく、そちらのモノクロ作品は未見ですが、本作と照らし合わせて見ると描き方の違いなどが判って面白いかもしれません。映像も綺麗ですし大作に属する作品になるでしょうが、一発勝負ではなく歳月を経て見ていくと味わいが増す映画のようにも思えました。役所広司山崎努の演技は言うに及ばず、モックンも魅せてくれましたね。

 

●ちょっとひとこと●
昨日の27日の午後から長い休みに入りました。5日までですから9.5連休です。と言っても皆さんが帰った後で、私は仕事の車を洗車したため、上の数字は微妙に変わるかもしれませんね。晴れてはいましたけど風が強かったので時折、宙に舞う水を浴びながらゴシゴシしました。最後はタイヤワックスで仕上げて、これにて仕事納めであります。

拳精

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日本公開は酔拳の翌年となる80年ですが、製作されたのは酔拳と同じ78年。さらには蛇拳、龍拳等々と、その年だけで6本も作られてるので、拳法の生徒よりも寧ろ師走の大忙しさだったのではないでしょうか。SFの要素も取り入れた本作はカルト的な作品とも言われるらしく、カンフー一辺倒のメニューに飽きさせないようにしたのかは不明ながら新鮮味は確かに感じますね。ちょっと見ていて顔が緩んでしまう。そんな今となっては懐かしさを覚える撮影技法です。コメディ要素が強いせいか、酔拳同様にジャッキーもグータラで、開始早々の映像ではどちらの映画を見ているのかも分からない程です。言い方を変えればお約束とも言えるのでしょうね。動きのキレ自体は注目に値しますが、風変わりな作品もあってかジャッキーを始めとして個々の強さが今一つ伝わって来ないのが残念なところ。迫力は欠けても子供なんかには受けそうな気がしますが。

 

●ちょっとひとこと●
時間的に昨日になりますが、会社の忘年会に行ってまいりました。当社の忘年会では初となるお店は、なんととんかつ屋。とんかつで一杯飲むのかと、初めはちょっと心配したりもしたんですが、ちゃんと宴会用のメニューもあって、それがなかなか美味しくて箸が進みましたね。多少飲んだ程度なので、とりあえず深夜にこれを見られましたよ。

ブラッド・ファーザー

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ドランクモンキーが公開された79年にバイオレンス・アクションのマッドマックスでスターの座を掴んだのが本作の主役となるメル・ギブソン。あれからもう37年と言う時が過ぎてるんですね。当時、甘いマスクでカッコよかったメルも人生の年輪を刻んで随分と渋くなりました。当然、声も相応しいもので磯部勉がしゃがれかかった低音でメルの演技をサポート。いかにも元犯罪者と言った雰囲気が良く出ていて良いですね。一見、ハリウッド映画かと思わせる2016年のこの作品は、全然らしく感じなかったのですが、実はフランス映画なんだとか。どうもきな臭い香りとフランスは感覚的に合わないんですけどね。父娘の逃亡劇がメインと言いますか、一口に書けばそれ以外に何もない映画でしょう。ただ、これを見ていると如何に平凡で在り来たりの生活が幸せなのかと思えて来るから不思議。神経をすり減らすかの銃声にいつも以上にビビッてしまいました。

 

●ちょっとひとこと●
シェーバーで髭を剃り始めたら・・・ヤベッ!男と言うのがバレる。髭じゃなくて脇を剃り始めたんですワ。ジョ~リ、ジョリジョリ・・。すると、アラ、痛いわってなって見たらシェーバーの外刃の一部がめくれている。出血サービスはしませんでしたけど、その日のうちに買って来た替刃が、新しいヘッドフォンより高かったのは痛かったワ。