★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

ブレイン・ゲーム

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刷り込まれたイメージは払拭し辛いとつくづく感じますね。アンソニー・ホプキンス。それはまさしく彼の事で、羊たちの沈黙があまりに強烈過ぎて、ハンニバル博士の影がどうしても付き纏う。周りの巡査官を瞬時に葬り去って煙の如く消えるのではないか。2015年の本作を見ていて、どのくらいそんな考えが脳裏を掠めたでしょうか。次第に和らいだ理由の一つは、彼の眼から発するギラギラ度が緩く、言い方は悪いでしょうが、良い爺さんに見えて来ること。どこからかナウシカの怖くないよという声が聞こえてきそうです。特殊な能力を持つ者同士が繰り広げるゲーム。と言うよりも戦いですが、こんな力を纏うよりは凡人であるほうが幸せなんでしょうけどね。ただ、アンソニーの対抗馬としては、ちょっと若々しいコリン・ファレルは怪しげな雰囲気が物足りず、せっかくのスリラーの味が薄まってしまった気がしてなりません。それよりもキャサリン捜査官演じるアビー・コーニッシュに視線が向いてしまう。見ればその意味が分かるでしょう。

 

●ちょっとひとこと●
大型連休もあけて本日から始動って方も多いのでしょうが、私はもうちょっとお休みでして、今日は何をしたかと申せば、会社に行って仕事で使う車を洗車してまいりました。一応、これは休み前から予定してたこと。その後は、帰ってから自分の寝床にある窓を外し、外でブラシで洗いました。小さい窓なんですけどね。外して洗うのは初かもしれない。とりあえず今日はこんな感じ。

シコふんじゃった。

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幾度かジャケットやタイトルは目にしていたものの、直感的に面白味が伝わって来なかったために、いつしかその存在すらも忘れ去られていたのですが、ふとAZM58さんの記事をきっかけに手を伸ばしてみたのが、本木雅弘主演のスポーツ・コメディ。公開は92年と今から30年弱前とあって、さすがに画像の粗さが気になり、VHSを借りて来てしまったかとつい思ったりも。当時を懐かしめると言えば体裁は良いですけどね。まず驚いたのが相撲部顧問である柄本明の若さ。最近は御年配役が馴染んで来てるので、若いな~と見入ってしまいます。大切なポジションでありながらも地味でもある。こういう立ち位置は柄本にはフィットしてて良い。コメディだから笑いもあるし、脚本的には悪くは無いんでしょうが、少々出来過ぎ感が強いかな~と。さすがだなと思ったのは恥ずかしそうな素人から徐々に変貌する本木。笑いで魅せるのは竹中と、その他のキャラもそれなりに存在感があって良かったですが、欲を言えばもう一声でしょうか。

 

●ちょっとひとこと●
夜から雨なんて予報が出ていたので、今日やろうと予定してたことは中止か。なんて思ったらとりあえず曇ってるだけなので朝っぱらから作業に入りました。本日は二階のベランダを窓ガラスの清掃、及び洗浄。まずは溜まったゴミを掃いて、二階へと引き上げたホースで水を撒きデッキブラシでこすります。その後、ガラスを洗います。この辺でも車用のシャンプーが活躍しました。

未来のミライ

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500本目の記事となります。映画そのものの数は、ひと月にまとめた企画があったので600は超えているはず。今回、レンタルDVDの再生不能により、急遽無料でのチェンジで選ばれた作品は、お久しぶりの細田アニメ。原作、脚本、監督を細田が務めていて公開は2018年。今となっては、すっかりタイトルも忘れてしまっていましたが、見ればジブリとも新海とも別の色が存在していて、画面には細田の世界が広がっている。Google Mapを髣髴させる作り込んだ画に思わず目を凝らしたりしつつ、変哲もない家族の姿がちょいと眠気を誘って来るようにも感じられますね。そんな瞼にカツを入れてくれるのが主人公のくんちゃんで、駄々っ子ぶりがとにかく強烈の一言。知らぬ間にイラッとなった方もきっとおられるのではないでしょうか。その上白石萌歌が声を担当する、くんちゃんに突如訪れる非日常がなかなか味わい深く、気分の入れ替えもしてくれます。特に建物の描き方は独特の美しさも兼ね備えていて素晴らしいですね。

 

●ちょっとひとこと●
本日のお仕事は、ようやくマイカーの洗車です。ホイール関係は水垢取りシャンプーを使い、ボディはシュワラスターのシャンプーで洗います。その後、拭き取ってタイヤワックスで完了。ついでとばかりにもう一台洗いましたが、こちらは洗車機。おまけに洗いっぱのまま走って乾かす自然乾燥とだいぶ差がありますが、帰ってからちゃんと汚れ取りワックスで点々を拭きましたよ。

ジョン・ウィック : パラベラム

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少々時代に乗り遅れた感もありますが、ようやく三作目を新作一週間でレンタルして参りました。まずは前作がどんな内容で終わったのかを想い出す作業から。ただ、それは思っているよりも見た方が早かったようで、割とすんなりと入って行くことが出来ましたかね。マトリックスも独特の世界で面白かったものの、やや難解と言う点で堪能度合いは今一つ。そこにいくと19年公開の本作は、凄腕の殺し屋に特化してる点で判りやすい。語弊があるように聞こえるでしょうが、相手を倒す。つまりは殺し方が鮮やかで時に心地良くさえも見えるほど。ストーリー展開も目まぐるしく変化し、二時間強の時間にも拘らずダレないテンポも本作の魅力。前に紹介したレプリカズと同一人物なのかと、つい思ってしまうほどキアヌはこういった役が良くハマる。それに加えて今回はワンちゃんの活躍も忘れてはいけません。中々の役者で見せ場を作ってくれてますね。物語の先が見えないスリリングな部分も持続してて、身体に力が入りましたね。

 

●ちょっとひとこと●
だいぶ前ですが、空き巣に入られたことがありまして、一応とばかり防犯カメラを設置しました。ただ、これが電源は要らない反面、画も映らなくて、いつしか劣化からかカメラの向きを直そうとしたらボロッと・・・。無ければ無いで寂しいと昨日今日と二台を新規に交換いたしました。今回のは一応画が撮れるヤツ。電池式で設置は楽でしたが、どれくらい持つか。それが心配です。

クワイエット・プレイス

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都市も封鎖。ただし、外出規制も無いしマスクも不要となれば、置かれた状況はだいぶ緩い感じもしますが、物静かなオープニングからただならぬ恐怖が伝わって来る。これほど台詞らしい台詞が無い映画も記憶にないんじゃないか。そう思わせる18年公開の本作は手話でのやり取りが中心で、当然判りにくいシーンも有るため吹き替えであっても字幕が出ます。つまり本作でのタブーはズバリ、音です。このテーマが作品そのものを支配してると言って良いでしょうね。登場人物も少なくセリフの大半が短いのも実に効果的で、知らぬ間に一出演者と化してる錯覚に陥ります。出来れば深夜、それも囁き声が耳に届くヘッドフォンでの視聴をオススメしたい。とにかく音を出さない。もし、出してしまったら?この辺りの怖さの見せ方も巧妙で、一瞬頭が混乱するほどのインパクトに恐らく心拍数も上がるはず。設定は単純ながら強烈とも言える一貫性がある。これだけでエンディングまでハラハラさせ続けられる事に拍手を送りたいです。

 

●ちょっとひとこと●
自粛して毎日インスタント麺じゃ、さすがに寂しいと、昨夜はたまにお邪魔する天ぷら屋さんに出掛けて来ました。予め予約をしておいたんですけどね。行ってみれば私の家族だけと言う貸切状態。お蔭で密になることもなかったものの、やはりほとんど予約も無くお店も時短営業をしているらしい。そんな状況だから生ビールも鮮度の関係で出せないって。だから瓶にしました。

レプリカズ

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意味不明に思えるタイトルも見終わってしまえば、なるほどと納得できるのが、19年公開の本作。内容はどことなく先のパラレルワールドに通ずる部分もありますが、先進度合いで行けばこちらの方がはるかに上。主演はキアヌ・リーブス。その昔、彼の名前をキアリ・ヌーブスだったかと混乱してたことがあったっけ。お恥ずかしい話ですけど。声優はもちろん森川智之で安心感は◎。キアヌ主演ってことで、見応えの期待も高まるわけですが、ジョン・ウィックのような痛快感もなく、マトリックスの斬新さも無い。最先端的な映像こそあれ、ちょっと物足りないというのが本音でしょうかね。その為、もっと違う役者を使って午後のロードショーでしれっと放送しても十分な映画にも思えてしまう。確かにSFスリラーではあります。オープニングの展開などもグイと引き寄せるだけの魅力もある。ただ、次第にその展開が空白を伴ってるようにも感じてスリリングさが薄まってしまうのが残念なところ。最新技術を駆使するキアヌは様になってました。

 

●ちょっとひとこと●
今日の予定はガーデニングです。聞こえはいいですが、平たく言えば草むしり。気温も上がりそうなので早めに作業に入ります。GWまで大事に?取っておいた草をまずは念入りに片付け、次に伸びて味気のない植木を(名前が判らない)剪定ばさみでチョキチョキと整えます。さらに、混みあった植物を花壇に移動させ、最後に芝刈り、水撒きをして完了。ちょっと汗掻きました。

アフターマス

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ユーバーリンゲン空中衝突事故、そしてその後に起こった事件を描いた本作は、オープニングに真実の話とテロップが出る。2017年公開の主演はかつて隆起した肉体を誇ったシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー。今やすっかり貫禄を増して、本作のような役柄だと一層老けて見えてしまいますね。T2時代は液体金属と張り合ったもんですが、今回は何かを壊すでもなくひたすら絶望に暮れる日々を過ごす。玄田哲章の声もマッチしてて良いですね。加えてもう一人、立場は違えどジェイコブを演じたスクート・マクネイリーもその苦悩を画面から十分に伝えて来ました。こういう話こそ映画ならではの作り話に終わって欲しいと、つい思ってしまうほど明日の光さえ見いだせない時が流れ続けます。とにかく話が話なので重く気分が沈みますね。従って非常事態宣言等で滅入ってる人には、あまりオススメ出来る映画ではないかもしれません。とは言え、こんな時期だからこそより一層心に響く作品であることも確かでしょう。

 

●ちょっとひとこと●
本日は家族の車の洗車をしました。今回はソロ活動ではなくコンビによる洗車で、主に私の役目は洗い方の指導でしたね。天気も良かったので水が気持ち良いくらいでした。その後は、予定してた二階の部屋のカーペットの張替え。長年使用したものは後処理がハンパね~感じで、大半は掃除に費やしてしまった。部屋全体では無いものの、新しくなると気分も良くなりますね。